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すぐに行動する人に運は味方する

「思い立ったが吉日」「チャンスの神様は前髪しかない」

昔の人の言葉には真実がある。

私は立ち居振る舞いはおっとりしているけれど
実は行動の速い人間だ。

思い立ったらすぐに動く。
石橋は叩かずにいきなり渡る。

今、すっかり変わってしまった世界を見て

そんな自分の行動力と運の強さに
つくづく感謝している。

2018年の年末ごろ
シングルマザーになって8ヶ月くらいの時
それまで10年間海外で暮らしていた私は
日本の生活がどうしても楽しくできず
また海外に出なければいけない!
その場所は中国だ!と

天から降りてきて
中華料理屋を見るだけで涙が出て
「私、中国にやり残していることがある!」
と強い思いにいてもたってもいられなくなった。

知人友人やカウンセラー、占い師に相談すると
「子ども小さいしもう少し大きくなるまで
待ったほうがいいんじゃない?」という意見もあり
私も一度はそう考えた。

何より離婚のゴタゴタで心はボロボロ
ワンオペ育児で体力も使い果たしていた。
こんな時に1人で3歳児連れて海外移住なんて
いくらなんでもクレイジーか、と思ったりもした。

そう頭であれこれ考えるのとは逆に
私の心、魂は「今だ。今行くんだ。一刻も早く!」
と叫んでいた。

中国で暮らす自分を想像するだけで
とても満たされた幸せな気持ちになり
私の人生まだ終わっていない。
可能性に満ちている、と感じることが
できた。

いつの間にか大学教師の求人サイトを
見ていた。
するとちょうど一番住みたいと思っていた
場所の大学が日本人教師を募集していた。

面接ではとてもいい雰囲気で
先生方も私を気に入ってくれ
ぜひここで働きたいと思ったけれど
附属幼稚園の定員に空きがなく
主任は幼稚園が空いていそうな別の町の
大学の主任を紹介してくれた。

そしてそこに決まり、9月に赴任することになった。
2019年9月1日。私は3歳の娘を連れて
日本を出た。

そして2019年年末、謎の肺炎が中国から
始まり2020年1月に街の封鎖という前代未聞の
政策が実行され、そこからあれよあれよと
世界は鎖国に入ってしまった。

2022年5月現在
中国は未だ海外からの入国を厳しく制限しているし
3月からは国際郵便も受け付けていない。

そして大学の外国人教師は
現在すでに中国にいる人しか応募できない状況になっている。

今年、娘は小学生になる。
一度は考えた
「子どもが小学校に上がる年齢になってからにしようか」
を選択していたら

私は中国に行くことができず
日本で苦しい生活を送り
いつになれば出国できるようになるのか希望も持てず
精神的に壊れていたかもしれない。

私と縁のあった場所は外国人は名前も知らない
内陸の田舎で
沿岸の都市部と違って外地からの人の
出入りも少なく
コロナの影響は最小限しかない。

多少の制限はあっても
比較的自由に生活でき

天職だと思える仕事
恵まれた環境
可愛い学生たちに親切な同僚たち
ママ友もできて

また、恋もしている。

2018年初夏ごろに
潜在意識ワークショップで書いた
叶えたい夢の、ほとんどが
叶っている状態になった。

3年前のあの時
無謀だとかクレイジーだとか
そんな外側や思考による声よりも
魂の声に耳を傾けて迅速に
行動したからこその今の
幸せがある。

別居から1年で離婚、離婚から3週間後には
アパートと保育園の申し込みを済ませて
実家を出た。

そして離婚から1年半で海外移住。

その後すぐに世界は急に閉ざされ、
今いる場所で楽しむしかなくなった。

天から降りてきたメッセージ、
魂の声を素直に聞くこと。
そしてすぐに行動すること。

2021年には風の時代に入り
ますます思考が現実化するスピードが
速くなっている。

直感で動く。
外野やエゴの声に惑わされない。

今そのスピードの差が生死にさえ
直結していると思う。



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