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中国糖吉医療が1億元のシリーズB資金調達、代謝疾患の低侵襲療法の提案

先日中国杭州糖吉医療科技有限会社(以下、糖吉医療と略)が深圳(シンセン)拓金創業投資基金と無錫国聯新創が共同投資のシリーズB資金調達を受けた。今回の調達資金は主に同社の”胃転流ステントシステム”の臨床試験登録および新製品パイプラインの研究開発、臨床試験に使用される。

糖吉医療は2016年8月に中国杭州で設立し、肥満症、2型糖尿病、非アルコール性脂肪肝疾患などの代謝疾患治療用イノベーション型医療機器を研究開発した。同社が自主開発した”胃転流ステントシステム”が中国の国家イノベーション医療機器特別承認プログラムとして承認され、現在臨床試験の後期フォローアップ段階に突入した。
肥満症は代謝疾患の一つとして中国で重大公共衛生問題とされており、中国の体重オーバーと肥満の発症率と増速が世界首位である。2030年に中国の成人体重オーバーと肥満の罹患率が61%と推定されている。

糖吉医療は減量目的の胃手術の概念をベースとして、消化器ルートの埋込医療機器と融合したコンセプトとして、中国国内で初めて”胃転流ステントシステム”を提案した。同技術は中国で初の内視鏡形式を用いた代謝疾患の診療法として注目されている。2021年年末までに同社が10件の研究開発プロジェクトを取り込んでおり、既に50件以上の発明特許を申請した。さらに20件あまりの製品の臨床試験が全国の公立三甲病院で行われている。

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