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2時間の映画を4時間近くかけてみた話【映画感想】

どうも~千夏です。
今回は「花束みたいな恋をした」の感想を書きます。通称はなこいです。ネタバレすると思うのでまだ観てない方注意です。
家で一人で視聴。録画残量切れで一度途中まで視聴し、昨日再び視聴しました。昨日はもちろん最後までです!
 タイトルにええ?と思った方もいるでしょうがほんとです。
ごくたまにじっくり見たいと思うものは数時間かけて視聴することがあります。
初めから最後までをメモを取りながら観るのです。
出てきた作品名は可能な限りメモに取り、取れない分は写真に収めて記録します。写真にとるとえ、こんなところにしかけがあったの?みたいなぶぶんもあってより楽しめます。
 作品名以外にもこんな展開があった、ここで○○さんと○○さんが△△してみたいな情報も記録。
知らない曲の歌詞は検索にかけました。
休日だからできる最高の楽しみ方です。
はなこいはラブストーリーですが、サブカルチャーがかなり多く出てくるのでどんな作品が出てくるかという楽しみ方ができるのです。
驚かれるかもしれませんがほぼ知っているアーティストも本もありませんでした。

 読書は好きだけれど今村さんは2冊しか読んだことがなく(それも映画には出てこない作品でしたが)他の作家に至っては一冊もないですね。
(追記:小川洋子さんならありました。
「ことり」と「博士の愛した数式」です。)

アーティストは名前しか知らない人が多かったです。この後書きますがカルテット要素満載なので坂元作品で好きなのがある人なら知ってる作品がなくてもたのしめるかもしれません。

以前観た時と感想が変わりました。
以前はなんでこんなに話し合わないでなんでも決めちゃうかなーと思っていましたがもう一度見ると話し合うという考え方自体がなくてなんとなく価値観が合うからだいじょうぶだと思っているように見えました。
 趣味がこんなに合うわけないと思っていたけれど結末まで見るとそこにもちゃんと理由があることが分かります。
別作品「カルテット」でヒロイン巻真紀が夫である幹夫のお気に入りの詩集を「こんなにおもしろくないものおもしろいっていうなんておもしろい人だなあ」と表現されていたのを思い出します。

絶対に自分はこの映画映画館で観られないですね。感想がすぐ独り言としてでてしまうし、時々巻き戻してみたくなってしまうからもどかしくなってしまいます。「真紀もどってる」じゃないですよ(カルテットファンにしか通じないネタ←)

自分はカルテットファンでどうしてもカルテットと比較したり重ね合わせたりせずして観ることができません。麦も絹もどこかカルテットの家森さんっぽくて好きです。

はなこい現象が起きるのも納得ですね。
恋愛系の映画はどちらかというと好きではない自分でも見られるのでカップル以外でも見ている人多いでしょうし。

価値観のずれは切ないけれど、現実味があってだけどただ悲しいだけでもなくて良いラストでした。
恋と結婚は違うというのもすごく悲しいけど正論ですね。
花束はいつかするりと花は抜けてバラバラになってしまうし、渡したその時が一番美しい。それに花束みたいなものは花束ですらないし。

20代、30代になってから見たらまた違うのかな、なんて思います。

よくこの映画の感想に「ちょっと思い出しただけ」のタグを載せている人がいるので合わせて観てみたら面白いんですかね~。
映画は多くとも休日に1本ずつと決めているのでいつになるか分かりませんが観てみたいと思います。
それでは今回はこんなところで。

☆おまけ
4時間近くかけて見ていたら、セリフ以外でウノが出てくるシーンを発見。
配信などで見る機会がある方、あるところをよーく見てみてください。