書いていない間にも生活がしっかり詰まっているけれど、書いていないと何も残らないんだな、と思う。たくさんのことがあって通り過ぎていきました。そしてまた、新しい波が来ます。

香港の混乱は収まらないな。いつか初夏の香港を訪れてみたいと思います。きらめく街、ジューシーなフルーツ、鮮やかな緑と気持ちの良い風が通りぬける…きっと素敵な場所でしょう。

美しい情景を思い浮かべてとてつもなく穏やかな気持ちになっていますが、もうすぐ私は無職になります！

Web関係で働いているけれど、湧き上がる喜びや悔しさとかそういった情熱が消えかかっている。美術館に行くと感じる、映画を観ると感じる、本を読むと感じる、感動もだんだんと減ってきてしまった。この穏やかな日常を流れていくのも一つの道だったのですが、私は東京を離れなければならないかもしれないし、日本を出なければならないかもしれないから、いつかこの穏やかさに終わりが来るので、遅かれ早かれ環境が変わることに違いはないのです。その先で刺激的な毎日を過ごし、もっと先で穏やかな生活を手に入れるために、私は賭けにでます。

メイクアップアーティストになります。

みんなが驚くようなフィールドでやっていこうとしています。私も自分のことが信じられないくらいに意外なジャッジをしたけれど、もうこうなったら楽しむしかないなと。（自分で決めといて投げやりな態度・・・笑）

メイクなんて普段からあんまりしないじゃん・・・と友人に言われました。そのとおり！アイライナーの引き方？よく知りません。巻髪？うまくできたことがありません。下手なんで、プライドも何にもありゃしません。
超ポジティブに考えると、伸びしろがあるということ。あんまり重く考えない方が上手くいくような気がするので、今はその気持ちに乗っかる。直感ですね、顔が変わるのが「面白い」し、化粧品は見ているだけでテンション上がるし、世界的なアーティストの作品にはわくわくさせられる。インスパイア！写真に撮ると何倍にも美しくなるし、映像でもいけるし、普段のメイクだって上手くなるし、自分でヘアセットできればお金浮くし（人生長いと考えると）、周りの人にも喜んでもらえるし、言葉が分からなくても作品で伝わるし、あわよくば人気者になれる可能性があるよね、そしたらお金も入ってくるよね。

調子に乗って書いたら、楽観的にもほどがあるな。その裏には不安がある。でもここで不安と向き合いつつ、ただ落ち込み過ぎずやれると上手くいくと思う。ファイト！中島みゆきさんの「ファイト」を聴いて頑張ろう。田舎の両親に素敵な老後をプレゼントできるように、自分だけの夢ではないと思える。瀬戸内の海が見える部屋で、コーヒーでもすすってもらおう。その前に借金を返そう。

手のかかるのは弟の方だと思っていた。私は優等生だったけど（先生が言うには）、弟は呼び出し食らってた。進学して家を出て、社会人として働いて、2年足らずで無職になるとは両親も思ってもみなかっただろう。しかも、また学費がかかるなんてそんな！だったらニートの方がマシだよね。弟は高校を出てすぐに就職する。しかも寮生活なので引っ越しのお金もほとんどかからないわけだ。小学校で先生に呼び出されたなんて、可愛い思い出だと思う。私はなんてお金のかかる娘なんだろう。たぶん、小さい頃に抑圧していた分が思いっきり出てきたっぽい。全国の皆さん、小さい時に手がかからない子には要注意です。20代前半で爆発します。

なので、頑張る理由が十分にあるのです。でも、だからって思い詰めても楽しくないし、情熱が消えないように取り組んでいくしかないな。感動できる豊かな心を持って、イメージを形にできる技術力を鍛えよう。ボランティアにも積極的に参加したい。大学の頃、こうやって夢を持って入学した。ただ、周りに流されて何となく時間を過ごしてしまった。あんなにもったいないことを繰り返してはいけない。初心を忘れずに。