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"良い作品"とは何か?(1/2)

おはようございます!

以前このようなポストを投稿しました。

これが本質だと思っているのですが、タイムラインの中からふとこのようなポストを見かけました。

確かに"良い作品"とは何か、を考えることって大事だなと思ったので、今回の記事では"良い作品"について深掘りしていきます。


"誰"にとって良いのか?

まず最初に考えるべきは主語です。一口に良い作品と言ってもそれはに大きく分けると二種類の意味に分けられます。

自分にとって良い作品

他人にとって良い作品

さきほど紹介したポストでは「自分のやりたいことを~」と表現されていたので、おそらくこれは「自分にとって良い作品」と捉えているのでしょう。

これに関してはどちらを主語にした方がいいのか、には正解はありません。人によってそれぞれで良いと思います。

ただし問題は、これを「作品として売りに出す」と考えた時、捉え方が変わってくるということです。上記の「自分にとって良い作品」と「他人にとって良い作品」を、売るという視点から言い換えると以下のような表現になります。

売りたい(と思っている)作品

売れる(と思っている)作品

主語が「自分」である場合、「自分が見たいと思っている作品を作り、それを売る」ということになるため、「この作品を売りたい!」と思って作品を売りに出すことになります。

一方で主語が「他人」である場合、「他人が見たいと思っている作品を作り、それを売る」ということになるため、「この作品は売れる!」と思って作品を売りに出すことになります。

これに関しても「人による。好きな方をやればいい」というのが結論なのでどちらを選んでもいいのですが、それでは一つの論として意味を成しません。なので「どういう基準で決めると良いのか?」という視点で続きを書いていきます。

作品を作る方針の決め方

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