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2024.04.17 ストリートスナップ 新宿

新宿で撮影するときは、だいたい中央公園から抜弁天あたりをうろついている。スナップでは歌舞伎町の周辺が人通りも多くて人気だけど、繁華街以外でも写場はけっこうある。でも徒歩で全体を歩くのは疲労がとんでもなくなるから、地点を絞る必要がある。ぼくにとっては上記のエリアがちょうどいい。どういうわけか新大久保とか高田馬場には行く機会がない。この二つはいずれ通うようになりたい。

新宿でひと通り撮影したあと、原宿に向かい荒木経惟の「病院ノ窓」という展示を見に行った。タイトルでドキッとしてしまった。荒木は今年で84才になる。然しもの荒木もそろそろ危ないということか……。昨年の展示ではオープニングには本人が在廊していたというが、今年はそういう情報は見ない。展示のポラロイド写真からは死が漂う。死を表現させたら荒木は未だに一流である。勝手な願いではあるが、荒木の写真の父、ロバート・フランクは94才でこの世を去ったので、荒木にはそれ以上生きてもっと写真を残してほしい。

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