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スナッキーで踊ろう/海道はじめ(視聴リンクあり)

今さらこの曲を紹介する必要があるのかどうか分かりませんが…、1968年発売のシングルです。

「風呂場で歌ってんのか!?」と思うほど深いエコーとリバーブ、エレキギターを主体にファンキーな演奏を聴かせてくれるバッキング、そしてボーカルに負けじと金切り声を上げるコーラス。まさしくポップにしてディープの代表選手であります。

一応この楽曲について説明をしておきますと、プリマハム「スナッキー」というレトルト・ソーセージのテーマソングとして作られたシングルであり、日本初のCMソングであると言われています。

歌う海道はじめは民謡歌手・坂越達明さんの変名であり、バックダンサーを務めるスナッキー・ガールズはケメ子(小山ルミ!映画「ケメ子の唄」で主演したことに由来するのでしょう)、ミミ(吉沢京子)、そしてモデルさんだったらしいハニー(羽太幸得子)の3人。後の活躍を考えると非常に豪華なメンバーであり、一時期ハニーは風吹ジュンではないかと言われていたものの本人により否定されるという決着がついたことも興味深いエピソードの一つです。作曲が演歌界の大御所作曲家、船村徹先生であるのも凄い!(海道はじめさんは船村門下とのこと)。

一聴して違和感しか感じない録音なのですが、これが意外とクラブにて大音量で聴くと映えるんですよねぇ…。

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