まずは養生を

西洋薬も漢方薬も「くすり」です。
体に不調があったとき、
すぐに「くすり」ではなく、まず「養生」です。

例えば・・・
頭が痛い
「5階まで階段上って降りておいで~」と中医学の先生は言います。「え?」頭痛いのに?と思いますが、5階上り下りまではいかずとも、ちょっと体を動かして汗を出してみてください。頭のてっぺんをぎゅーっと押してみてください。頭痛に良いツボがあります。(百会)
これだけで良くなることがありますよ。

生理痛がひどい
まずは体を冷やさないで。飲み物は温かい白湯を。生野菜・刺身など体を冷やす食べ物を少なくしてネギやショウガなど体を温める食材をとりいれてみてください。入浴はシャワーで済ませず、浴槽につかってリラックスしましょう。下半身はいつも温めて。

お腹の調子が悪い

食生活を見直してみましょう。脂っぽいものや味の濃いものをとりすぎていませんか?食べ過ぎていませんか?薄味で消化の良いものを、よく噛んで食べてみましょう。食後は軽く歩いて消化を促すのがよいでしょう。

元気が出ない
しっかり睡眠がとれていますか?目を休めるためにもスマホやパソコンから離れてみましょう。5分でも早く布団に入るようにしてみてください。
薬膳としては、小松菜や卵スープ、小麦製品などは気持ちをおだやかにしてくれますよ。香りのよい野菜や果物もとりいれてみてください。

もちろん、やむをえない場合は薬の力を借りるのは悪いことではありません。例は大人の方向けの養生ではありますが、お子さんにも試してみてください。
お子さんの場合は、「それでも心配だ」と思ったなら病院を受診してくださいね♪