椿説 │ 零細企業経営者

東京で小さくてカタイ会社を経営しています。 零細企業経営者としての自分のためのメモです…

椿説 │ 零細企業経営者

東京で小さくてカタイ会社を経営しています。 零細企業経営者としての自分のためのメモです。書き加えたり直したりするつもりです。

最近の記事

心の底で望んでいた会社の形になっていく

望んでいた会社の形 理想どおりという意味ではありません。日々、現実を味わっています。 前職から考えていたのは以下の2点で、ほぼそのとおりになっています。 ・もう少し利益率を上げられるはず。 ・創業期のハードワークはもう長くはしたくない。 高い理想も目標もなく、あるのは計算だけでした。 計算していたので、結果は期待どおりですが想定内でもあります。 そこで、欲が出たのか、使命を感じたのか、もっと成果を上げたいと思いました。ただ、著しい成果を目指すと、どこかで不確定要素を盛り

    • 会社のことをむやみに考えない

      近頃は仕事がうまく回るようになってきて余裕ができています。 けれど、体制も完璧ではないので、やはり気がかりなことは様々に生じます。余裕ができた分、ぐるぐると考えてしまって、かえって憂鬱な気分になったりしています。 こうやって文章にすると、我ながら笑ってしまう。 むしろ、土台固めで慌ただしかった頃は、材料を集めて判断するだけ、と決めていたので悩みはありませんでした。 また、自分ではどうにもならないことを頭の中に入れておく余裕もなかったです。 余裕があるから反芻してしまうのでし

      • 社員からの感謝を期待しない

        ひとを雇う立場になって初めて気づいたのですが、給料をアップしたり労働環境を整備したりしたときに、社員から感謝されることを期待していないんです。反応は気にするけど、感謝されてもピンとこないのです。 なぜかと考えてみると、施策のそもそもの目的が、社員のためじゃなくて業績を向上させるためだからでしょう。モチベーションが上がったり働きやすくなった効果が成果に結びつき、それを社員に還元するという好循環を生むことが目的で、施策を打った段階に過ぎず、まだ目的は果たせてないからです。 だ

        • 思うように社員が動かなくても問題ない

          社員の仕事ぶりをみていて「こうしたほうが効率がいいのに」と歯痒い思いをすることがあります(方法を知らない場合は教えるだけなので、そんな風には思いません。仕事の方法ではなく、力点を置くところの話です)。 労働時間も短くなって本人も楽になるのにとか、早く対応できるから顧客満足度を上げられるのにとか、その結果、利益が増えれば給料も上げられるのに、などと考えるとなおさらです。 でも、冷静になって考えると「それでもいいか」と思えたりします。その社員は給料を上げるよりも、自分のやりか

        心の底で望んでいた会社の形になっていく