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【HSCを育てる】歩いて登校できない娘の話

繊細で優しい小学2年生の娘。家から学校までは2km。登校班があります。
ただ娘は歩くのを泣いて嫌がるので、私か夫が車で送迎しています。
歩いてほしい私と、歩きたくない娘の、葛藤を記載します。


娘が歩きたくない理由はたくさんある

・通学路の途中に、みみずがたくさんいて気持ち悪い(畑のそば)
・臭いにおいがする道がある。マスクをしていても臭い。
・学校の到着が遅いから、朝の会の準備する時間が少なくなる
などなど。うん、わりと細かい。わたしも神経質で細かいことを気にしがちなので、気持ちがよくわかる。

私が歩いてほしい理由は主に体づくり

歩くことはとっても体に良い。足腰が鍛えられる。登校で毎日2km歩くチャンスがあるのだから、歩いて鍛えてほしいところである。

いまは娘を尊重して、車で送迎している理由

歩いてほしいと思っているが、結局毎日送迎している。理由は、娘の心の負荷を考えての事だ。
HSP・HSCの人にとって、集団生活はとても心身に負担がかかる。外に出て誰かと交流するだけでも、相当頑張らないとできない。学校という場所は、友達がいて楽しいけど、一方で刺激が多くて疲れる場所でもある。

娘の心の健康を考えたとき、「細かいこと気にせず歩け」と言うことはできない。もう十分頑張っているであろうHSCに、さらに無理させて心を壊すわけにはいかないのだ。

たまに歩けたら、花丸としよう

とはいえ、娘は登校に伴うあれこれが嫌なだけで、歩く事自体が嫌な訳では無い。なので、健康のために、たまにわたしと一緒に好きな道をえらんで歩くことにしている。
いまはこれで十分。

嫌なことをのりこえるくらいの、楽しいことができますように

登校時に話せるお友達ができるとか、キレイな花を見られるとか。
そういった楽しいことができたときに、きっと嫌なことがのりこえられるだろう。それまで周りから甘えだと指さされても、気にしなくていいのだ。親はゆっくりと、信じて見守るのみ・・・




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