地理Bの旅_東京_2

地理と歴史はみんなのそばにある

「地理Bの旅」という名前で文章を書くことにしました。

「地理」や「歴史」と聞くと、学校で習った社会科のイメージが一般的に強いのかなと思います。そして、「地理」には、地名や高い山、長い川の名前、特産品など、暗記のイメージを持っている人もいるかもしれません。

私は「地理と歴史はみんなのそばにある」と考えています。学校の勉強は嫌いでも、旅行やきれいな風景、美味しいものは大好きという人は多いはずです。また、ふるさとを大切に思う気持ちや、ふるさとを離れて暮らすまちでの楽しみや不安、新しい土地に出かけるときのわくわくなど、私たちはいつも「どこか」・「どこかの何か」・「どこかの誰か」との関わりのなかで生きています。

話は変わって、私はサカナクションが好きなのですが、「アドベンチャー」という歌の2番に下のような歌詞があります。

「言う通りだ映画のような終りばかりなら 歴史は止まるはず」

「ゆっくり行けば行くほど 景色が見えてくる 遠回りしたくなる」

この曲を聞きながら、「地理と歴史はみんなのそばにある」ということを改めて感じました。日々過ごしていく時間、生きていく空間との関わりは、人それぞれで、それぞれに意味があります。

「空間と時間」、「地理と歴史」を世界を見る視点の片隅に置いておくだけで、世界の見え方は豊かになると思います。

誰かの「地理」をより豊かにできるようなことを、少しずつ考えていきたいです。

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