いつか…より「今」
人生は今を生きること。
いつかやろう
「いつか」が来た時には、気力も体力も、周りの環境も揃わなくなるようです。
私は、年上の友人が沢山います。
自分より年齢が一回り以上離れた友人もいて、人生経験豊かな助言をもらったり沢山助けてもらっています。
そんな年上の友人が必ず言うのが、
「今やりたいことがあるなら、
今やった方がいいよ
いつか…と思っていたらやれなくなるから」
いつかお金が貯まったら…
いつか子育ての手が離れたら…
いつか時間が沢山できたら…
では遅いそうです。
その「いつか」が来た時には、気力も体力も、周りの環境も揃わなくなるようです。
確かにそうなのかもしれません。
自分が老いていくこと、
周りも老いていくことを考えたら、
納得せざるを得ません。
私でも、子ども達や若い子にアドバイスをする時、今しか出来ないことを優先した方がいいよと言ってしまいます。
子育てやお金の都合でどうしても出来ないこともあるでしょう。
童話アリとキリギリスのキリギリスのように毎日好きなことをして贅沢をしていたら、破滅に向かってしまうのも事実です。
でも、
未来の安心への備えと同じくらい
いえ、
もしかしたら、それ以上に大切なのは
「今」なのかもしれません。
私たちは老いからは逃れられません。
病気や不慮の事故、そして死からも。
あらゆる人間に平等で普遍的な真実です。
その時感じられる「感性」は、その時にしか感じられないもので、今と未来の自分では感じ方も違ってくるでしょう。
「今」を大切にできるようになると、
時間の使い方、一緒に居る人間も
変わります。
日本人は、苦手なことも無くす努力を、嫌いな人とも仲良くすることを美学とする傾向が強いです。
若い頃には、それも良いと思います。
苦手なことも苦手ではなくなるだろうし、嫌いな人から学ぶことも多いです。
でも、ある程度年齢を重ねると、その考えも変えなくてはいけないのかもしれません。
年上の友人は、
「苦手なことをやる時間、
嫌いな人と一緒にいる時間がもったいない」
「自分の思い通りにならないと文句を言う人、
そういう人と一緒にいると少しずつ心が
蝕まれるから距離を置いた方がよいよ」
と言います。
最近は、その言葉が本当によくわかるのです。
努力では解決できない問題は存在します。
分かり合えない人も存在します。
時間泥棒も存在します。
そこに時間を割くのはとてももったいないことなのです。
そんなことよりも、
自分が楽しめることに時間を使うこと。
大切な人に時間を使うこと。
自分を喜ばすことに時間を使った方が、どれだけ良いでしょう。
贅沢をしようと言ってるのではありません。
「今」という時間をどこに使うのか
自ずと自分にとっての人生の優先順位が見えてきます。
年上の友人達に心から感謝です𓂃*𓈒
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