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ベニマシコの旅立ち 鳥見散歩 2024年3月

 私の昼休みの散歩コースで、今年は何度かベニマシコを見かけました。

 オスは一箇所に止まると、そこに固執して、体をうんと伸ばしてエサを取るような子でした。
 いつも体を伸ばしきった長いところしか撮れなかったです。

ベニマシコのオス
伸び伸び

 メスはそんなオスを大丈夫かしらって顔して見守っているのでした。

 いつからかオスの姿が見えなくなりました。
 メスがひとりでいるところを梅の木がある雑種地で見るようになりました。

 このことをモカさんにメールしたところ、すぐに返信がありました。

 「最近、ベニマシコのオスの姿を見かけないんだよ」

 「オスが先にお帰りでしょう」

 モカさんの返信を読んで、あっと思いました。

 渡り鳥には、オスが先に渡って縄張りを確保し、後からメスが渡る種類がいます。
 ベニマシコもそうなのかも。

 梅の木でひとり過ごしていたメスでしたが、この次の日には見かけなくなりました。

ベニマシコのメス

 遠い北の地で、2羽がまた巡り会えるように、願っています。

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