わくわく野鳥博レポート1
先日、横浜市で行われた「わくわく野鳥博」に行ってきました。
バードウォッチング体験ができたり、野鳥グッズや書籍を買えたりします。
私のお目当ては鳥類学者 川上 和人 先生のおもしろミニ講座です。
愛称バード川上、私はバード先生と呼んでいます。
小鳥のアートフェスタというイベントが同時開催だったため、会場の半分はインコや文鳥コーナーで、残り半分は野鳥コーナー、そのどちらにもシマエナガがいるのがさすがって感じでした。
この日、私は川上和人先生のサインをもらえないかなと思っていました。
前回の大阪で開催したときにはミニ講座のあとにサイン会があったのです。
会場を歩いていると、見つけました。
著書の山盛り!
ちゃんと「サイン会対象書籍はこちら」と書いてありました。
こういうとき、一冊あたりの単価が高いハードカバーの本だけが並びそうじゃないですか。
なんと、文庫本やかなり前に出版された本も対象書籍になっていました。
太っ腹企画!
新刊と、持っていなかった本と、川上先生の著書で一番好きなのを手にしました。
会場では心行くまで買い物を楽しみました。
この日(週末なのと、講座で人が集まるから)に合わせて全国各地から作家さんが追加納品してくださっていて、お目当ての物がみんな買えました。
のんびりしていたら、すでに会場スペースでは列ができていました。
大変!と慌てて並びました。
椅子は30席です。
でも、朝見たときより椅子が増えている感じです。
私が入場したときにはすでに2列目に腰掛けている方もいたのですが、1つだけ最前列の席が空いていて、そこに腰掛けました。
目の前をバード先生が準備していて、近い(≧∇≦)
テーブルは3つ、向かって左からまな板、プロジェクター、骨の見本が置いてありました。
私は骨の前でした。
「今日はキッチンバサミを持ってきました」
「包丁も持ってきたけど」
「キッチンバサミでさばける方法を覚えてください」
「このくらいの声で聞こえますか」
次にマイクを使って
「声、聞こえますか」
客席からマイクがあった方がいいと言われてマイクを使うことになりました。
「作業していて両手使って作業しているときはどの手で持とうかな」
机の上に置いてみたけどマイクが音を拾いませんでした。
こちらは後でマイクスタンドが出てきて、解決。
今日は鳥の筋肉について、実際に鶏を解剖しての講義になります。
「鶏肉のいいところはやはりどの宗教でも食べられるところ」
「牛はヒンズーの人が食べられない、豚はムスリムの人が食べられない」
「鳥はあまりない」
「海外に行ってもケンタッキーはだいたいあります」
「ニワトリ、丸鶏を出してみましょうか」
「会場をあっためるための前振り」
今日のためにスタッフが3キログラムの丸鶏を探してくださったのだそうです。
大阪の業者さんで頭と足つきを見つけることができたそうです。
「頭と足がついていて、鳥っぽくて気持ち悪いという人はそこだけ目をつぶっていてください」
「スタッフで後で美味しくいただきますのでご安心ください」
バード先生が丸鶏の足を持って掲げました。
足を上に、見慣れたクリスマスのごちそうのような鳥の体、長い首の先に頭がぶら下がっていました。
「話しながら解体していく手元をカメラで撮りながらここに(スクリーンに)映していきます。」
なぜか投影されたのはシルベスタースタローンの後ろ姿でした。
最近公開された映画が筋肉で鮫と戦う話らしい。
しばらく映画の見所を語るバード先生でした。
なお、ミニ講座は撮影オッケー、SNSに載せるのもオッケー、動画録音は不可とのことでした。
「撮った写真を加工して、格好良く載せていただければなと思います」
こんな感じでミニ講座が始まりました。
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