秋のジャズ 〜 ドラマー 森山威男 〜
音楽を聴きに行くと、なぜだかどうしても ドラムやパーカッションに惹かれます
森山威男さんをご存知ですか
1945年生まれ、78歳の 現役ジャズドラマー
今年は 森山さんが出演するライブに、三度 足を運びました
トークはユーモアも交えて、とてもほのぼのとしているのだけど、スティックを握ってひとたび演奏が始まると空気が一変します
圧倒的なリズムとエネルギー
そのスティックの流れるような動きは、力強いけれどとても繊細で 目を離すことはできません
ドラムソロには もう胸がぎゅっとなります
ひたすらにかっこいい
時々 演奏中にスティックが飛んでしまったり折れてしまうハプニングもあります
けれど 次の瞬間には新しいスティックを握っていて、演奏は止まったりはしません
スティックが折れた時、ライブの中でじゃんけん大会が始まったことがありました
森山さんとじゃんけんをして、最後まで勝ち残った人がサインの入ったそのスティックを手にします
わたしは すぐに負けてしまいました
「なんでこんな 命けずってやってるんだか… 」
そんなことをおっしゃったことがありました
半分はジョークだと思うけれど、ほんとそれほどまでに全力を注いでドラムを叩いていらっしゃいます
「でも… あと少しは がんばれそうです」
これからもどうかお元気に、素晴らしい情熱と音楽をまだまだたくさんの人へ届けていただきたい
ライブも さまざまな場所で精力的に活動されています
わたしもまた 元気をもらいに、拍手を届けに行こうと思います
↓
2023.4.30 TAKEO MORIYAMA QUINTET
Tribute to JOHN COLTRANE
MEMBER:
森山威男(ds),中山拓海(as),栗原健(ts),
魚返明末(pf), 水谷浩章(b)
共演されているアーティストの方々もみなさん魅力的ですごい方たちばかりです
そんな方たちのお話もまたいつか 別の機会に
ようやく秋らしくなりました
渋めのジャズは 秋によく似合います
どうぞよい一日を、よい一週間を
#128. 『 ドラマー 』
⭐︎ざわめきの中に思いつめている 開演前のドラムセットよ
⭐︎荒波を縫うようにして奏でてたドラムスティック 海底は凪
ー ちる ー
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