『マエストロ：その音楽と愛と』(2023)
Maestro
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アメリカ：129分
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監督
ブラッドリー・クーパー
脚本
ブラッドリー・クーパー
ジョシュ・シンガー
出演者
ブラッドリー・クーパー
キャリー・マリガン
ミリアム・ショア
マヤ・サーマン＝ホーク
マット・ボマー
サラ・シルヴァーマン
アレクサ・スウィントン
マイケル・ユーリー
ギデオン・グリック
サラ・サンダーソン

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個人的には「マエストロ、その愛と妻」でしょうか。
この様な人の側にいるには、ちょっと恋をしました程度では務まらない。影となることは当然のこと、自我を抑えなくてはならないことばかりでしょう。
その才能に震えることばかりではない女としての現実は想像を超えるもの。ましてや相手は全人類を愛してしまいそうなほどの大らかな恋愛観の持ち主。
気の狂う嫉妬に蓋をし共に人生を歩む決意、覚悟たるや私にはこの妻こそ本当の意味での "マエストロ使いのマエストロ" なのではないかと思わせられます。考えただけでもストレスで胃痛がします。
ですが実際はどうだったのでしょう。奥様は女優でピアニスト。案外、価値観を擦り合わせ自由を満喫した生涯であったならと願ってしまいますが、やはり愛に溢れた人マエストロは奥様にも淀みなく最後まで愛し続けたのでしょうか。
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そんなマエストロ、日本人恋人が存在したと聞きますよね。恋愛もやはりグローバル。
とは言え、私も音大出身ですが、こういうタイプの人間はわんさかおりまして、特段珍しいことではありません。かく言う私も好みの女性がいればうっとりするものです。美しく優雅ものに心を留める。そうやって芸術家は熱を蓄え放出する。
マエストロのその音楽は、それら愛によって創られたものなのです。
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音楽も良し、キャリー・マリガンの演技は最高、
新年初めに観た作品は本作で間違いなかったです。
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