『ひらいて』(2021)
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日本：121分
監督
首藤凜
脚本
首藤凜
原作
綿矢りさ
出演者
山田杏奈
作間龍斗
芋生悠
山本浩司
河井青葉
木下あかり
板谷由夏
田中美佐子
萩原聖人
主題歌／挿入歌
大森靖子

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ティーン向けの作品かと思い、たまにはウブな気持ちを忘れずにいたいものと鑑賞しました。
が、これ大人向けではないでしょうか。
高校生による禁断の三角関係を描いた芥川賞作家の綿矢りささんによる同名小説を映画化しています。
なかなか罪深い役を山田杏奈は演じていますが、高校生でこの内容は、時代が早熟にさせているのか？リアルであれば実際こうもできるものでしょうか。
まぁ、私は女性のことも特別な感情で見てしまうところもあるので、どちらも手に入れるべくそういった行動に出る人の気持ちがわからなくはありませんが、
ただ"奪う"という観点では、私はとらない行動です。
私にとってそれは好きだからこそできる行為です。
それはさておき、監督はオムニバス映画「21世紀の女の子」でも注目を集めた若手監督・首藤凜さんだそう。その作品は観ていませんが、本作はかなり好みでした。登場人物、皆、難ありではありますが、人間らしくはあります。それほど鬱々とした気分にもなりません。はい、なんだか良かったですよ。
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