TikTokで爆発的人気!ByteDanceのAI技術とは?

こんにちは。実はTikTokにハマりまくっているChisatoです。
今日は爆発的人気を誇るTikTokの会社であるByteDanceのAI技術について解説します。

TikTokのポテンシャル

年始に世界一TikTokを愛する男のブログで以下の記事がバズりました。

TwitterやYoutubeを例に有名になるまでに時間と労力があまりにかかりすぎることを指摘しながら、TikTokの特徴を以下のように語っています。

TikTokでは根本的に仕組みが異なる。まず、新規のユーザーが、TikTokでどんなにつまらない動画を投稿しても、数百名には見てもらえる。すごいでしょ?これは学校の自分の学年の全員の前でネタを発表するぐらいのインパクトがある。これはTikTokでファン数ゼロであっても、Twitterなど他の媒体で自分の動画を宣伝しなくても、数百回は行く。Twitterで無名の人があるつぶやきをしても、たぶん誰にも読んでもらえないし、YouTubeで動画をアップしても、視聴回数ゼロ、良くて10回ぐらいしか再生されないかもしれない。

YouTubeは一般人をクリエイターにすることはできなかったが、TikTokは誰しもがクリエイターになり、自分のパッションやクリエイティブな創造力を存分に発揮できるというポイントには大変共感しました。

TikTokは中国メディア×AI企業ByteDanceの一つのサービス

もうご存知の人も多いですが、TikTokを運営するByteDanceは中国最大のメディア企業で、最初はToutiao(今日頭条)というAI技術を用いてウェブ上に存在する記事を独自アルゴリズムで評価・選定したものをアプリ上で配信するサービスからスタートしました。
その後、TikTok・Musical.ly等のショート動画プラットフォーム、TopBuzz・BuzzVideo等の動画コンテンツアグリゲーションを展開。メディア企業としてのカバー領域を拡大しています。

ByteDanceの強みはAIを活用した、コンテンツのレコメンドです。ニュース配信アプリとしてはGunocyをイメージできるかと思います。
メディア企業とも言われますが、CBInsightが選ぶ「AI分野のトップ100社」に選ばれたほか、Fast Companyの「最もイノベーティブな企業リスト」にも選出されており、2016年にもAI Labを設立しています。

ByteDanceのAI Labでの技術の例

例えば、TikTokの「AIダンスバトル」が話題になりましたが、昔流行ったダンスダンスレボリューションのような形で、画面上の表示にあわせて同じ動作をするだけで、システムが動作の精度により「Great」「Good」「Miss」などの判定を出し、曲の終了後には点数が表示される仕組みがあります。

これには「人体キーポイント測定技術」を応用されています。
・画像に含まれている人体の各キーポイントを測定
・ユーザーの姿勢と目標とする姿勢がどれほど一致しているかを正確に判断可能

この時は、テンセントAI Labと組んで、「身体動作トラッキング技術」も以下の仕組みで使われました。
・ユーザーはまず指示に従って特定の姿勢をとる
・AIはユーザーの身体にバーチャルのマーカーを付ける
・ダンスの最中、AIが身体上の22のマーカーに対してリアルタイムの高精度測定を行ってユーザーの現在の動作を計算
・システムに組み込まれた動作と比較を行った結果、点数がはじき出される

ByteDance AI Labで注力している技術

ByteDance AI Labが注力している分野は以下です。
• 機械学習
• コンピュータ・ビジョン
• 自然言語
• スピーチとオーディオ
• コンピュータ・グラフィック
• 知識とデータのマイニング
• 分散システムとネットワーク

顔認識でいうと、複数人いてもリアルタイムに106の主要ポイントを認識することが可能で、SNOWで流行ったような顔スタンプ・美顔等に反映できるようになっています。口を開けた時・うなづいた時等6種類の顔の動きにも対応しています。

(クリックでリンク参照可能)

また特に活用されているのは、手や指の動きです。指に22の主要ポイントを認識することができるので指エフェクト等も対応していますし、19のジェスチャーポイントも認識可能で、ハート・ピースサイン・OKサイン・拳等も認識できるようになります。

(クリックでリンク参照可能)

以下のような画面上のポーズをするとシャッターを押される #ポーズシャッター が最近爆発的人気なのですが、上記のような仕組みが組み込まれています。

また、私自身そうですし女性ユーザーから指示が高いのが、メークアップの仕組み。
自動顔認識で、口紅が自動で塗られたり、でか目・美白になったり、歯が白くなります。以下の例は髪の毛ですが、リアルタイムでほぼ完璧に認識出来るんです。


リアルタイムで全てのAI技術が同時に複数人に使われていて、凄いですよね!

他にも出来るAI顔認識で出来る凄いこと

ByteDanceは、AI顔認識技術を用いて、探している人の写真をアップロードすると、登録されている身元不明者データベースから、可能性が高い人物を検索して表示するということもやっています。
失踪者・行方不明者プラットフォームというのもTHE中国という感じですが、以下の成果も凄い。
・生後3カ月から101歳まで、高齢者2755人、未成年748人を含む7533人の身元特定・行方不明者発見に貢献
・最速1分で不明者を発見し、1日で29人の不明者を特定したこともある


DyteDanceが上記を実現できる凄いところは、TikTokをはじめとするユーザーが作成した膨大な量のコンテンツと豊富なエンゲージメントデータを蓄積していることかと思います。
データが機械学習アルゴリズムに組み込まれることで、コンテンツ・フィードの品質とユーザー体験が向上し、エンゲージメントを促進していくという最高のサイクルを作っているのです。
AIはデータが命とも言われている中で、日々世界中からデータが集まっていることは他AI企業にとっても脅威の存在です。

TikTokを普通に使いこなしている女子高生・女子大生等だとなかなかここまで意識しないと思いますが、この爆発的人気を誇るByteDanceのAI技術は今後も注目したいと思います!

では!

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わーい!スキでAIが伝わってきます!
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AI姉さん

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