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共感の強要


知り合いで、ちょっと苦手だな…と思う人がいて。
どうして苦手 と感じるのか、ずっとわからず、モヤモヤ。



「どうしてこの人を苦手と感じるんだろう」という視点で観察。

そしたら、その人が話し相手に共感を強要してる場面が気になるように。

ちょっと違う言い方すると、同調圧力って言うのかな。
この人はたった一人で同調圧力かけてる感じ?


「こんなの、みんな忙しくて出来るわけないじゃんねぇ?」

みたいな言い方。

うーん。


この人のずるい(?)ところは

“私が” じゃなく 
“みんなが” と

一見すると周りを、気遣ってるところ。

他人からの気遣いに対して

 “それは違う”
 “その気遣いはいりません” 

とは なかなか言えない。


加えて、「〜〜よねぇ?」と、
疑問系で 締めるので、
こちらも答えないわけにはいかないところ。


その人自身が
「忙しいのにこれを引き受けるのは嫌だな」と
感じているのに

みんなも そう感じている風にするのが上手でいらっしゃる。

ずるいなあ。


「私は、これを引き受けるのは難しいと思うんだけど、みんなはどう思う?」

の方が、まだ気持ちが良いというか。。。

…まあこの人に、こういう聞かれ方をしても
本音を語るかは別問題ですけどね ←



私が小学生の頃
同じような場面があったなあと思い出す。

好きでもない芸能人の話題に

「あなたも好きだよね?!
好きじゃないなんてあり得ないし!」

と、話を振られた時は、曖昧に微笑んでやり過ごす。


好きでもないし、むしろ関心ゼロだけど

そんなこと言ったら “人として終わってる” と思われる

みたいな怖さ



どうして 人は、グループを作りたがるんだろうなー

あなたが どう思うかと、
周りの思いまで干渉するのは、違うんじゃないかね。

当人らは、自分がしてる行為への自覚は無いんだろうし

こちらも波風立ててまで指摘しようとも思わん。


結果、孤立していくのは、その人。

可哀想に