[アニメ感想] 七つの魔剣が支配する:魔法学校が舞台のわりと硬派なハイ・ファンタジー
私は魔法学校ものに疎いので、これが王道系なのかわからないんだけど、割と硬派な魔法学校ものっぽいのかな。
※何しろハリーポッターを通ってないもんで…
地下にダンジョンとかあるような魔法の名門校に入学した主人公が初日からいきなりトラブルに巻き込まれて、その時居合わせたメンバーと唯一無二の親友となっていく物語。
主要人物の六人がそれぞれ個性的でとてもよいです。
この世界では魔法使いの家系とか、そうでない者とかいろいろ派閥があり、魔法と剣術を組み合わせた戦闘が主流で、学生であっても戦闘能力はかなり高め。
それぞれの生い立ちに物語があって、主人公のオリバーが一番普通そうでいて、実は裏がありまくりなところとか、物語の深みを感じさせる。
こんな個性的な生徒たちが通う学校はかなり弱肉強食な世界で、先輩などが本気で殺しにかかって来たり、先生もなんだイカレている感じ。
何となく、“魔法” を使っているうちに精神を病んでいくのかな…とか思わせるような雰囲気があるんだ。
主人公を中心とした仲間たちが徐々に心を通わせて親友となっていく過程は美しく、そこだけ見ているとまさに学園青春ものって感じではあるんだけど、その背景にのしかかるものがかなり重たい。
彼らの生きる世界は非情であり残酷なんだ。
そんな背景に漂うどす黒いものを彷彿とさせるOPがかなり好きです。
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