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頑なに人の力を借りようとしない人

おつかれさまです。
ちーよねです。

電車に乗っててふと気付いたことがあります。

なぜ、ラッシュ時に優先席の周りに行かない高齢者がいるのか。

朝のラッシュ時、通勤電車に乗っていると座りたくなるもんです。
やっと座席を確保できた!って思っても、目の前に高齢者がくると、譲った方がいいのかな。けど疲れてるから座りたい…
となってしまいます。

日によって、本当に疲れている日は見て見ぬ振りをして座っています。(ごめんなさい)

そこで疑問に思うわけです。
今回はそれについて考察ていきたいと思います。


なぜ優先席の前に行かないのか。

いくつか理由を考えてみました。

  1. 単純に、譲ってもらうつもりがない。

  2. 優先席じゃなくても譲ってもらえると思っている。

  3. あまり気にしていない。

  4. 優先席の前に行くのが申し訳ない。

  5. 自分を高齢者だと認めたくない。

など

他にもありそうですが、私がざっと思いつくのはこれくらい。

こう考えると、1〜4の場合、相手の気持ちは推測でしかないため、譲るか譲らないかはこちら次第な気がします。

個人的に問題に感じたのは5のパターン

自分は高齢者だと認めたくない。
言い換えれば、自分の現状を客観視できていない。

自分の弱さを認めたくないという心情が働いているようにも思います。

これは色々な場面で転用できそうです。

自分の弱さを認めないと損をする

高齢者の話で言うと、優先席だけではなく介護保険などのサービスを拒否し続ける人がいます。

家に知らない人が入るのが嫌
手すりをつけて狭くなるのが嫌
デイサービスで知らない人と交流するのが嫌

サービスを拒否するのは自由ですが、それで本当に生活できますか?
と回復期病院勤務時代は何度も思っていたことがあります。

また、仕事をしてきても似たような場面はあります。

できないのに、できますと言ってしまう人。
終わりそうもないのに、もうすぐ終わりますと言ってしまう人。
助けが必要なのに、1人で大丈夫と言ってしまう人。

特に新人若手で多いかもしれません。
私も似たような経験があります。

せっかく任せてもらったのに、やり遂げないと申し訳ない。
ここでできなかった時に、できない人という評価が下されるのが嫌。

このような感情が働いてしまい、人に頼るのが難しくなってしまうんですね。

最終的に自分のキャパを超越した業務を抱えることとなり、精神的に疲れてしまう人も多いかと思います。

自分を過剰評価しすぎない

私はもっとできる。
私はこんなもんじゃない。

このような思考だと、上記のようなパターンに陥る可能性が高くなります。

そして人間は意外と脆く、弱いものです。

ですがその弱さを補い合うために社会があり、組織があります。

もっというと、支え合っている夫婦があり、家族があります。

1人では生きていけないから、今の社会があるわけです。

この現実を受け止めて、人と協力して生きていけるといいのかなと思います。

おわりに

自分の弱さを認め、助けを必要とする行為は非常に勇気がある行為だと思います。

相手にどう思われるかという思考が働いてしまうからでしょうか。

私もまだまだですが、自分の弱さを認めると楽になると思って生きていきたいですね。

嫌われる勇気という書籍が参考になるかと思いますので、リンクを貼らせていただきます。

私も頑張ります。
あなたも頑張って。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
頑張るあなたの毎日にプラスαできると嬉しいです。
お互い頑張りましょう。

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