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会社を作ったけれど売上が個人事業くらいしかない


コンサルタントをしていて多い相談


「会社を作ったけれども売上がない」

 が圧倒的に多い相談です。

こちらの原因は?

「事業計画書」

売上がないのは

事業計画書を作らずに会社を作っているのが原因です。

「会社を作れば仕事が来る」わけではありません。

 

事業計画書、と言うと難しそうですが、
私も起業の時に書いたわけではなく
「事業計画書を書く知識」はありませんでした。

ではどうして上手くいったのか?

事業計画書は難しくても
会社を作って「確実な売上金額」

これだけをExcelにまとめて売上予想する、これはできました。


これができれば、後は専門家にアドバイスを受けると会社の成功、失敗は一目瞭然です。

これもせずしてただ会社を作った方は、全員が失敗しています。

事業計画書ひな型


私の場合、人材派遣会社でした。
私も含めて3人が働くコールセンターの仕事を
「キヤノンソフトウエア」という上場企業が
パソナとの契約を断って、私の有限会社と契約してくれました。


このいきさつは著書 「成功する起業5つのSTEP」
に書いてありますのでぜひ読んでください。


<月の売上計算>
コールセンター要員ひとり45万円の請求を会社にしていましたので、
45万円 × 3人 =135万円 
この売上が確実にありました。

計画期間が1年でしたので、1年は確実に売上があることになります。


さらに会社を作ってから挨拶にまわると
キヤノンの様々な部署からインストラクターのお仕事をいただけるようになりました。

当初から売上が 135万円+α の金額がありました。

事業計画書をきちんと書くのが難しくても

確実な売上が月額いくらになるか

これだけExcelにまとめることです。
これでしたら誰にでもできます。

SNSをやって〇〇教室の売上が 
一人¥5,000 で月に20人来るから ¥100,000
になるかもしれない

これは
月の売上10万円には根拠がありません。

されに月10万円の売上だと12か月で120万円
これは個人事業どころかおこづかいです。


確実に売り上げがある、
もしくは
個人事業をしていて、月の売上が60万円になったので起業を視野に入れる
この時点で起業(法人化)することです。

ちなみに起業は法人化することで、個人事業は自営業です。


<失敗例・婚活事業>

婚活会社を始めたKさん
「独身の男女が周囲に多いから絶対仕事になりますよ」
と会社を作って開始しました。

婚活会社のシステムのデータにアクセスするのに150万円を投資。

登録してくれる方から月に1万円の会費をいただいて
毎月デートのセッティングをしていました。
10人が入会すると、月の売上は10万円です。

「10人どころか8人のデートを毎回セッティングするのって本当に大変なんですよ。
希望日時が合わなかったり、最初は同席しないといけないし、
2回もお見合いして上手くいかないと、もっと素敵な人を紹介してくださいって言ってくるし、そんなに逢わせられる人っていませんよ」

お見合い



30万円かけてきぎょうし150万の投資。
で、毎月の売上は8万円。

お見合いセッティングにかなりの時間を割かれるので、これ以上会員を増やせないと言っていました。
結局1年間の売り上げは100万円を超えず
自分の収入はというと、準備期間を含めてもちろん0です。

結局会社は閉じました。

新しい世界に挑むのに、誰からも指導を受けないと
「成功」の文字は遠ざかります。

 

全てを数字化するのがビジネス

会社を作る前に相談してくれれば、このビジネスの欠点や
単価設定などアドバイスができました。

でもほとんどの人が会社を作ってから相談に来るので、
立て直しは時間もお金もかかります。

「事業計画書」だけでなく
全てのビジネスは「数値で見える化」することです。

理想や、やりたいことを語るだけでなく
数字に全てを落とし込むことです。

メニュー単価、売上、利益、経費

わかる限り、明らかにして、売上がいくらになるか計算することです。
するとビジネスの成功確率が見えます。


「大雑把、どんぶり勘定」

これがビジネスにはいちばん勝算のないことです。

メニュー設定から専門家に早めに相談すればビジネスの成功確率は上がります。

<個別のご相談予約はこちらから>

 

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