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日常劇場

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思い出してみると、イケてなかったあのころ。
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【旧作発掘】映画タイアップポスター:パーシー・ジャクソン続編

個人的にみつけたら採取しているロードショー公開映画と警察・行政の無理矢理なタイアップポスターシリーズ。今回、府立図書館の掲示板で偶然、未発見のモノを捕獲。

■過去作品のまとめはこちら https://note.mu/chizu_y/m/mf65d8b8d3728

今回はあの珍作ぞろいだったパーシー・ジャクソンシリーズ続編。2013年11月公開作品です。

ちなみにシリーズの過去作品はというと、

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【大阪】映画タイアップポスター:猿の惑星 新世紀

大阪における、ロードショー公開映画と、警察による無理矢理なタイアップポスターシリーズ。新作を発見できました。

■過去作品のまとめはこちら https://note.mu/chizu_y/m/mf65d8b8d3728

今回餌食にされたのはこちら。

「猿の惑星 新世紀(ライジング)」

2014年9月19日公開作品。リメイク版「猿の惑星」の最新作。さあ、大阪府警はこれをどう料理したのでしょうか

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【新作発見】大阪映画タイアップポスター:ルパン三世

以前noteにまとめた、大阪の、行政とロードショー映画とのタイアップポスターがひどい出来、という話題(「映画ポスターで大喜利」参照)。

最近新作を発見しました!

部門は警察関係から健康関係に移ったようです。

熱中症を狙い撃つとはこれいかに……? 迎え撃つ、じゃないんだね。御丁寧に「狙」の文字が銃で撃たれたデザインになってて、モヤモヤ。

小栗旬の横の「狙え。」のコピーもダサく見えてきて、こり

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映画ポスターで大喜利

映画ポスターで大喜利

故・中島らもが、かつて酷評した警視庁の啓蒙ポスター。
「覚せい剤打たずに、ホームラン打とう!」
そこから四半世紀もたとうというが、警察関係のポスターセンスは、まったく変わることなく、潔いほどつき進んでいる。特にロードショー映画とのタイアップポスターが登場しはじめたことから、そのコピーセンスがさらに開花した。

もはや映画作品にいかにして啓蒙的な内容をからめるか。かなり無理のある警察大喜利のような様

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似てない映画看板のはなし

似てない映画看板のはなし

京都の新京極にかつて「弥生座」という映画館があった。

すでに映画看板はポスターが主流の時代にあって、この映画館はかたくなに手描きにこだわり、90年代後半まで、手書き描板を掲げていた。

と書けば、ちょっといい職人こだわりの話ように聞こえるけど、一点問題があって、こんなにこだわるのに、看板の絵が実物と似ても似つかないという、致命的かつ、衝撃的な個性を持っていた。

90年代、京都に住んでいて、その

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ひとびとの。

miyabiyaさんがMSXの話をアップしてたので、記憶の扉が開きました。

実家が商店街の電気店で、パソコンと結構早く触れる機会がありました。

1980年代。家電メーカー各社が家庭向けコンピューターを発売しはじめていて、うちにあったのはソニーが販売した「ヒットビット」という機種。

CMキャラクターは松田聖子で、店頭には特大の聖子ちゃんポスター。「松田聖子のMSX入門」なる本も出たほど。

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幻の映画ポスター(私にとって)が見つかった! の話

むかし、漢字も読めないぐらいの子供のころ、一度見たある映画のポスターがずっと記憶に残っている。

タイトルは不明。なんせ漢字読めないし。

ただ覚えている事は

・動物パニックものっぽい

・写実系イラストだけど、パニックものにありがちなインパクト系イラスト

・海が舞台

・ある凶暴な生き物が人を狙ってる(? 襲ってる?)構図

・でもジョーズじゃない

・ある凶悪な生き物は、首長竜っぽい気がす

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廃盤、絶版ビデオ祭り

廃盤、絶版ビデオ祭り

廃盤ビデオをほろ酔いで観るイベント(で説明あってる?)『V-ZONE〜廃盤、絶版ビデオ祭り』があり参加。

その昔隆盛を極めたレンタルビデオ店や、ビデオ安売り王(!)にあった、ジャケットは良く見かけたけど、観た事無かったビデオ作品、しかもDVD化の波に完全に乗り遅れた作品たち(一部除く)を、アルコール片手に集団で解説聞きながら、ダイジェストで観るという、B級映画マニアにはたまらないイベント。

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ここでこの曲で踊る?

ラジオからマイケル・ジャクソンの「Beat It」が流れてきた。

「中学校のとき、この曲を流してキャンプファイアーで踊ったのがいい思い出です」

なんですと?! Beat Itで? もーえろよ、もえろーよ じゃないの?

びっくりする曲で踊るといえば、とっさに連想したのはコレ↓

想像以上に細かいステップが決まっていることに、改めて驚き。

素っ頓狂な音楽で大人数が踊り出すというのは、他にもあり

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図書館の本の書き込み

図書館の本の書き込み

活字中毒者なので、本屋で本は買うし、電子書籍も購入してスマホ内だけでも7冊ぐらいは常時読みかけの本がスタンバイしてるし、さらに平行して図書館で本も借りる。
最寄りの図書館になければ、検索して他の図書館から取り寄せてでも読む。

さて、図書館の本を読み続けて長いけど、ひどい落書きには遭遇していない。ベッタリよごれてるとか、推理小説で犯人バラしてるとか。

ひどすぎるものは、司書さんの方で対処してくれ

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大河ドラマ、どれぐらい覚えてる?

大河ドラマ、どれぐらい覚えてる?

テレビをつけていたら、偶然クイズ番組が流れていた。

質問は「過去10年の大河ドラマの主演俳優を答えよ」ご丁寧に頭文字漢字一文字がヒントとしてオープンになっていた。

にもかかわらず、ほとんどの回答者が、答えられない。回答者も芸能人だというのに。

大河の主演なんて、あんなにニュースにもなるんだから、忘れることなんてあるのかね〜

と思って見てみると、これがまた、私も分からないという体たらく。しか

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思い出のレンタルビデオ

思い出のレンタルビデオ

その昔。レンタルDVDならぬ、レンタルビデオというものが世に出始めたころ、値段も高くて1週間1500円ぐらいしていたと思う。映画一本みるのと同じ感覚。

当時中学生になりたてぐらいで、1人で1500円はさすがにちょっと高かった。そこで友人2人と一緒に、3人で500円づつ出し合い1本借りて観よう、ということになった。

さて、問題は何を借りるか、である。当時「13日の金曜日」に代表されるスプラッター

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映画鑑賞教室​​​ 〜映画が大人にしてくれたような気がする〜

子供の頃、小中学校の授業として映画鑑賞があった。
地方都市なので、ハコモノ行政で出来上がった、形ばっかり立派な(でもかける演目がない)文化会館に集まり、教育委員会だか、学校だかがチョイスした映画を見る。

いまでもあるのだろうか。

当時は、今ほど子供向けのコンテンツは充実していなかったので、当然大人向けに一般公開した作品を眺めることになるのだが、アホな田舎の子供相手に、大人向けの映画を流し、2時

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