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千鶴について


改めまして自己紹介。

鎌倉在住、の千鶴です。



生まれたのは新宿の歌舞伎町。

育ったのは渋谷区の端っこの街。

夫婦で工場を営む家の長女として生まれました。



最初の転機は小学校三年生。

突然父が倒れて、生死の境をさまよい手術、入院。

予後が思わしくなく、長期の入院生活になった時。

その日から私は仕事の手伝いをし

(配達や集金など)、さらに掃除洗濯食事の支度と言った

家事をしてから登校する生活になりました。

もちろん毎日遅刻していたので、

毎日担任に怒られていました。

そんな生活が2年は続きました。



小学校、中学校は楽しく過ごして、

毎日笑ってばかりだった気がします。



高校に入ると一転して

暗くてデブで成績の悪い子になりました。

そもそも高校に行きたくなくて

何の準備もしていなかったことを心配した

担任の先生から「いいから受けろ」と言われた

高校の試験をいやいや受けて、すべて白紙で出す(名前は書いた)

という暴挙に出たにも関わらず、なぜか合格。



その時に担任からもらった手紙には

「千鶴は3年後に結果を出せる子だからと言って

入学をさせてもらいました」と書いてありました。

しぶしぶ入学して、3年後には早稲田大学に合格したので

先生に恩は返したかなと思っています。



暗黒の高校時代の後

かなりはじけた短大時代がありました。

そうです、受かった早稲田には行きませんでした。

行けなかったんですよね、親の反対で。

ここも大きな挫折になったわけですが

悲壮感はありませんでした。



私の場合、

いつも「なんとなく」良い方向へ進むと

自分でわかっていたのと

子供だから親に従うのは仕方ないと思っていたので

受け入れたわけです。



小学校の頃から

形のないものがよく見えていて

そのせいでぐったり疲れてしまうことがありました。

お昼休みの校庭は皆のオーラがキラキラしていて

私は見ているだけでも楽しかったです。

が、それらは鮮明過ぎてくらくらしました。



私だけ時空がゆがんでいると感じていることもありましたし、

私を(いないはずなのに)見た

と言われたこともありました。

世にも奇妙なこと、今よりたくさんあった気がします。



一番困ったのは亡くなる人がわかったこと。

これは一回だけだから良かった(笑)。



結婚したのは短大の後で就職した銀行で

出会った人とでした。

初めて出会った時にちらっとその人(元夫)を見てすぐ

この人と結婚してこの人の子供を産む」と

脳内に声が聞こえてびっくりしました。

だって、その時は名前も知らなかったので(笑)



バタバタと年子の子育て、夫の転勤など

10年は専業主婦でした。

子育てや家事でそこそこ忙しかったので

焦りはあまりありませんでした。

そんな暮らしの中で、3人目を妊娠した時

何回か不思議な体験をしました。

その時やっと「そういえばこんなこと子供の頃はよくあったな」と

思い出したくらいで、とても現実的な人生を送っていた頃です。



結婚生活は15年でした。

結局は離婚をして一人になるのですが、

その時はダメンズと恋愛中で、

悩みがたくさんあり、いつも同じ占い師さんに相談していました。

占ってもらっていたというよりも

話を聞いてもらい、整理していた感じかな。

世間から孤立してしまい

友達もいなくなり、家族から勘当されていた時期なので

その先生の存在は大きかったです。



そして先生に度々

千鶴さんはこっち(占い師)側の人だよ

と勧められて、この道に入りました。



入ってすぐから仕事は超順調で

アメリカに行って勉強した後も

申し込みはひっきりなし、月収100万円もざらでした。

私としては

普通に話しているだけ」でしたが

次々お客様が来てくださって

対応するだけで精いっぱいの時代が何年か続きます。



ちょっと調子に乗っていた時期ですね。

それががつんと覆されることが起きるのですが

また別の機会に。



いろいろありましたが

価値観はちょっとずつ変わって来ています。

仕事として追いかけていた時期がありましたが

今は自分で楽しんでいられることが

自分でも嬉しい変化ですね。



この仕事が好きなのは

人と深い話ができること、

その人の深いところに触れて、人の本質を垣間見られることです。



同じ仕事をしている方ならきっとわかってくださると思いますが

自分と関わる人をすべて

幸せにしてあげたい、役に立ちたい、力を引き出してあげたい

癒されてほしいと本当に思います。



どうやったら、もっとそれができるようになるだろう

っていつもいつも考えています。



読んで頂きありがとうございました。


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