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孤軍奮闘をやめる

2023年が始まりました。
皆さんあけましておめでとうございます。

さて、突然ですが、皆さんの信念の抱負は何でしょう。
正月にちょっと食べすぎちゃったから、体を動かすことを習慣化したい。
早寝早起きをしたい。
先生であれば、
授業が上手になりたい。
締めの3学期を充実させたい。
子どもたちが日々笑顔になれるよう力量を高めたい。
などなど、きっと皆さんいろいろな抱負を抱いていることと思います。

私の抱負は「孤軍奮闘をやめる」ことです。

昨年末、東京都で全国青年海外協力隊OV教員教育研究シンポジウムが開催され、全国から青年海外協力隊経験者や国際理解教育等に興味を持つ方々が集まる会に参加させていただきました。
青年海外協力隊員として過ごした経験を教育という場でどのように還元していくか、国際社会におけるこれからの日本でどのようなことができるかを語り合う、非常に有意義な場でした。
かくいう私も、青年海外協力隊経験者です。帰国後これまでに地元で国際理解教育について学んだり様々な実践を積み重ねたりしてきた中で、全国の先生方の実践発表には目から鱗でした。
そんな会の中で、ある方が言っていた言葉が「孤軍奮闘をやめよう」というものでした。
国際理解教育や国際協力を自分の周囲で、学校で、子供たちに展開していきたい。その意気や良し。ただ、個人の力には限界がある。思いの持続も困難。そんなときに、志を同じくする人の存在が大きな力になるというものです。

幸いにも私は職員室NEXTに参加しており、「教育を変える」という共通目標のもとそれぞれの実践を追求する多くの仲間に巡り合っています。志を同じくする人の存在の大きさは身に染みて分かります。
一方で、個人として関心のある国際理解教育・国際協力については「自分が、個人で」奮闘するべきものと無意識のうちに捉えていたように思います。Zoomの画面を閉じてから、いざスタート!とすることも多くありました。地元での国際関係のつながりも「自分が、個人で」働きかけ強めていくべきものと思っていました。

孤軍奮闘をやめよう。
これは、マインドセットとして大切なものだと感じます。
一人ではない。志を同じくする人がいる。志は異なれど協働できる人がいる。特に、職員室NEXTにはそのような方たちばかり。
年の瀬に、いつの間にか当たり前になっていたつながりの価値を再確認することができました。

2023年は孤軍奮闘をやめ、人を頼ります。
職員室NEXTでのつながり―自分の住む地域でのつながり― 
人とのつながりをフル活用して、頼りに頼る一年にします。
新年一発目は、地元でのつながりを生かして、市民向けグローバルフェアを行います。

孤軍奮闘をやめる。つながりを再確認する。
つながりをつくる。つながりを頼る。

新年何かに挑戦する際、皆さんも是非「つながり」に目を向けてみてください。

こーの

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