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1歳半健診~大人の言う事をが分かってない?~

一部有料記事とさせていただきます。

1歳半というと、まだまだ赤ちゃんです。
ほとんどのお子さんが歩いているので、人間らしくなってはきますが、まだまだ赤ちゃんっぽいですよね。
ことばだって、あんまりしゃべらないし、不快だとまだ泣くこともあります。
だから、どこまで大人の言う事を分かっているものなのか、分かってるべきなのか、ちょっと分かりにくいですね。

でも、1歳半健診での問診票では、「大人の言っていることを理解してますか?」と聞かれます。
はて?
「言っていることを理解している」とは??
理解してるかしてないかなんて、本人にしか分からなくない?

ということで、1歳半の理解ってこんな感じだよ。という目安をお伝えしたいと思います。

言っていることの理解とは、「ことばを理解しているか」です。

☆「ゴミぽいして」「ナイナイして」をことばかけだけでしてくれる。
これができるということは、これが「ゴミ」を知っていて、「ぽいする」=ゴミ箱に捨てるが分かっているということです。
片づけるものは「おもちゃ」であることを知っていて、「ナイナイ」=おもちゃ箱に入れるということが分かっているということです。
こういうことをやってくれるようになると、より人間らしく感じて、やり取りが楽しくなってきますね。

☆靴下を履いたら靴を履こうとする、親御さんが支度をしていると玄関に向かう。
この場合は、ことばよりは状況を見て理解しているのではと思いますが、周囲に興味を持つという意味では、とても大切な力です。そこで、「お外行こうね!」「お靴履こうね!」と声をかけると、より理解が深まると思います。

では、大人からの働きかけに反応が薄い場合、どうしたらいいのでしょうか?

目次
☆「ゴミぽいして」「ナイナイして」に反応が薄い。
☆靴下を履いても、親御さんが支度しても反応が薄い。
☆ことばをかけても、状況を見ても反応が薄い。

☆「ゴミぽいして」「ナイナイして」に反応が薄い。
「ゴミ」「ポイする」がまだ分かっていないかもしれません。

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