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#170  意思疎通

タム、いかがお過ごしですか?

映画『月』が公開になりました。
モチーフは、神奈川県の障害者施設の殺傷事件。重度の方を中心に被害を受けた。犯人の主張は、意思疎通ができないのは人間ではないから社会の邪魔になるから死んだ方が良いというもの。
私は、意思疎通ができるできないは片方だけの問題じゃないと思っています。重い障害があって、ぱっと見ではわからなくても、本人は考えたり感じたり発していたりそうしようとしていたり見たり聞いたり触ったり動いたり瞬きしたり、指を動かしたり、目線で示したり、笑ったり泣いたりしているかもしれない。それに気づいてそれが正解だと確かめることができる人がいれば、その人は意思疎通ができる人になる。

口頭で『はい、いいえ』で答えられる質問をしたらどっちか言えるとか、指差しで示せるとか、紙で書いて見せたらわかるとか、返事は頷くとか首を横に振るとか、手を少しあげるとか、指が動くとか、目が動くとか、発声があるとか。英語なら通じるとか、スペイン語の方がいいとか、敬語でなければ答えないとか、あるかもしれない。

でも、とても重い障害の人たちをいうのであれば、なかなか難しいのかもしれない。けれど、一時期働いてはいたものの、しばらくして夜間に侵入して職員を手すりに拘束して武器で次々に選択できるほど日常の姿を知らなかったのではないか。寝ている様子だけや、見たとしても部屋、ベット、器具、介助具のようすだけで選んだのではないか。

わからないけど。

意思疎通に関しては、犯人の基準だと犯人と同じように音声日本語でスムーズに会話コミュニケーションができるということなのかもしれない。


うーん。
きょうはこれまで。

おやすみー!!


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