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高遠城址公園の桜:: みどころ案内

そろそろ東京は平地の染井吉野は咲き始め、4月を前にして満開のピーク迎える様子だが、4月に入り開花をむかえる高遠城址公園を案内したい。

場所は長野県伊那市に位置し、桜の満開時は高遠城の城跡が花で埋め尽くされる。桜の森の中をさまよう様な有様で、全国的にも有名な為、満開時は、観光バスを初めとする多くの車両で公園周辺は大渋滞となる。
あまりにも知れ渡った桜の名所であり城址がすべて桜なのだからあえて案内をする必要があるのか、とも考えたが、公園周辺でも見るべきポイントが多々あり、そちらの案内もしたい。

伊那市が発行している地図を見ると、公園内がすべて桜である事が判る。

ここの桜は、高遠小彼岸桜(タカトウコヒガンザクラ)と呼ばれ、ピンク色が比較的濃い。一方で、小彼岸桜や江戸彼岸桜は、薄いピンクから白に近い色となる。
次の写真が、この城址公園を外側から見たものである。

桜の絨毯の様になっている部分が城址公園となり、約1500本の桜が密集しているため、この桜の森の中ではどのように特徴を出して撮影するのか、という事で非常に悩むことになった。それでは、森から出て外観を撮影しようと志して撮った絵が上のものであるが、撮影ポイントを探し歩き、あちこちの山に登ったりして何とか見つけたのがこのポイント。それでも、なんだかなぁ~という中途半端なパッとしないポイントであった。要するに外観をまともに撮れる場所が無い。一番よいのはドローンでの撮影だろうが、私がこれを撮影した当時、そのような便利モノはまだ世に出てなかった。

そんなわけで、公園の周囲を結構歩いた為、周囲にも多くの桜鑑賞ポイントを見つけることが出来た。
先ずは公園内の写真から披露したい。

公園内は、空堀?の様な所や池や橋もあり地形に結構起伏がある。

さすがに桜の名所だけあって、公園周辺でも立派な桜のあるところが多い。城址公園を中心に周囲に古刹が多いがそこにも立派な桜の老木が花を咲かせていた。
お寺では無いが、公園近くに中学校があり、その敷地内には見事なしだれ桜があった。

上記地図の右上に花の丘公園とポレポレの丘という場所があるがここも桜と他の花も植えられている。


城址公園から10キロほど離れた所にも別の桜の名所、春日公園がある。
ここも城跡である。

高遠城址公園から見ると上の写真の赤丸部分が春日公園となる。

上の地図の右側青い丸の部分が高遠城址公園であり、左の赤い丸の部分が春日公園となる。
高遠城址公園が観光客で埋め尽くされている一方で、春日公園にはほとんど観光客はおらず地元人々の花見の場、といった雰囲気である。

そしてこの公園の特徴として南アルプスの眺望がとても良い。

南アルプスと桜という景観で花見酒もまた一興。山好きなら一気に酔いが回りそうである。

ちなみに、今年の高遠における桜開花予想は、開花が3月29日頃、満開が4月4日となっている。
花見に行く予定の方は、伊那市で出している情報をチェックすることをお勧めする。

アクセスに関しては以下を参照の事。

開花予想は以下のwebを参照。



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上記で掲示した写真がパブリックドメインで商用でも利用可能となります。写真はjpgで 20枚あり、長辺が2560ピクセルあります。zipファイル1個で圧縮してありますので解凍してお使い下さい。


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