少し前に更新したnoteで、「楽しいと思える仕事を楽しみながらやりたい」という思いをつづったのですが、最近いただいた執筆依頼に「楽しい」という感情を抱けている自分に気づきました。

以前まで私は不動産ジャンルに特化したライター（特化するつもりはなかったのですが、ふたを開けてみると不動産ジャンルの依頼が多くて特化せざるを得なかったというのが本音ではありますが）として活動していました。

一口に不動産と言ってもジャンルはとても広いですし、法改正や制度改正なども頻繁に起こるため、ご依頼のたびにしっかりと調べてから執筆に入ります。
とはいえ不動産業界歴が長くなると、頭の中にある知識や経験から書けることも多いので、「新しい知識に触れる」という機会はどうしても少なくなってしまっていたんです。


そんな時に舞い込んできたのが、今絶賛執筆中の金融領域のライティング。

これまで住宅ローンについては書く機会があったのですが、今回ご依頼いただいたのは「創業融資」についての記事でした。


私自身個人事業主をしていますが、普段会社員をやりながらの兼業ライターですし、ライターを始めるに必要な費用なんてたかが知れているので、融資を受けようなんてこと考えたこともないというのが正直なところ。しかもWordPressに直入稿して欲しいというご依頼。

これまで不動産ジャンルの執筆ばかりしてきて、しかもWordPressの入稿も2年くらい前に一瞬やったことがある程度の私にとって、新たな挑戦ともいえる内容でした。

ですがこれまで書いた住宅ローンの記事をお見せしたところ気に入って下さり、納品までのスケジュールも余裕を見ていただけるとのことだったので、やってみるか！という気持ちで承諾しました。

今までの自分からすると少し背伸びした案件。

これが結構楽しく感じられています。

創業融資については本当に何も知らなかったので、Google検索上位20位くらいに目を通して、さらに移動中にYoutubeで見つけた税理士先生の解説動画も見ました。

WordPressはここ1～2ヶ月くらい個人ブログに挑戦していて、始める時に購入した入門書みたいなものを引っ張り出してきて読むことに。

字数のカウントとか出先でも書ける利便性を考えたとき、先にWordとかで書いてから取り込みとかも考えましたが、あとで操作がわからなくて締め切りギリギリになるのはよくないと思い、クライアント様からログイン情報が送られてきた瞬間にまず中身を確認しました。

するとクライアント様の方でテンプレートを準備してくださっていたので、どう考えても直接書いた方が早そうです。

こうしてわからないこと・初めてのことに試行錯誤しながら立ち向かっていると、なんだかワクワクする気持ちがわいてきました。

これは不動産記事だけを書いていては味わえない感覚だなと。

ライターとして独立してフリーランスになるためにどうしたらいいか？を発信しているYoutuberさんがいて、その方が「ライターは少し慣れてきて量をこなせるようになると、どうしても執筆自体が作業になってしまう」と話していました。

そういえば私も、最初のうちは不動産でも知らないことは勉強しながら・調べながら執筆を進めていましたが、記事数を積み重ねると慣れてきてしまって、「執筆のために時間を作る」「○○○○字を○時間で書く」という、時給制のアルバイトのような作業感覚を抱いてしまっていた気がします。

片や今の自分は知らないこと・まだ十分にできないことを手探りでやっている。それも表面上はお仕事ですし、お金をいただくためにやっていることではあります。
でも元々勉強したり新しいことを知ったり、できなかったことを練習してできるようになるというのが好きな体質なので、今みたいな「できないことを習得する」ことは、ある意味趣味とも言えるような気がします。

でもお金もいただいているから、趣味と仕事のちょうど真ん中かもしれません。

と、完全に書きなぐりになってしまいましたが、何が言いたいかというと「今の仕事が楽しい」っていうことです。

私は税理士ではないですし、プログラミング言語がわかるような理数系の頭も持っていませんが、今やっていることに真摯に向き合っていれば、私の仕事の幅はもっと広がるでしょうし、もっと楽しみながらできる気がする。

人生楽しんだもん勝ちですからね。

気づけばもう10月。

今年もあと3ヶ月しかありませんが、3ヶ月もあります。

3ヵ月あれば融資にもめちゃくちゃ詳しくなれそうですし、WordPressもサクサク作業できるようになれそうなので、前向きに頑張っていきます。

応援してくださる方、スキやフォローお待ちしています。

ライティングサービスはココナラで販売していますので、ぜひ。

いやぁ、そろそろ顔出ししたほうがいいかなぁ。

しょこらること、むらたよしみでした。