フランスの思い出のタルトタタンに京都で出会った!@LA VOITURE
りんごのお菓子の双璧、アップルパイとタルトタタン。
アップルパイもいいけれど、私は断然、タタン派です。
タルトタタンは、半割りにしたリンゴを鍋に詰め、折りパイ生地をのせてオーブンで焼き、裏返して供するデザートです。
タタンというのは人の名前。フランスのラモット・ブーヴロンという町に「ホテル・タタン」があり、そこの経営者がタタン姉妹です。
実はこちら、失敗から生まれた”お菓子あるある”のデザートです。というのは、あるときタタン姉妹がリンゴのタルトを作ろうとして、タルト生地を入れ忘れて、あとからかぶせたというのです。
今もフランスには、「ホテル・タタン」があって、私はそこに行ってタタンの作り方を習ってきました。
あるとき京都に絶品タルトタタンがあると知って、いそいそと出かけました。岡崎にある「LA VOITURE ラ・ヴァチュール」さんです。
お店はマンションの1階にあります。お昼過ぎに行ったら、数組並んでいました。
ちょっとレトロな内装。
1ホールに使用されるりんごはなんと20個以上!季節によって使用するリンゴの種類が違うので、味の違いも楽しめるそうです。
キャラメリゼがギリギリまで黒い!りんごがとろっとろ。ヨーグルトをかけるのが、日本風かな。
厨房では、じゃんじゃんタタンを焼いています。
初代のおばあちゃまも「ホテル・タタン」に行かれて、2006年には「Confrerie des Lichonneux de tarte tatin」(タルトタタン協会)の一員として認められたそうです。
2014年に96歳でお亡くなりになりましたが、「タルトタタン」のレシピと思いは、お孫さんへと引き継がれているそうです。
お店にはおばあちゃまコーナーがあって、お写真やらディプロマが飾ってあります。
とっても素敵なお店でした。ご興味ある方はぜひ!
タルトタタンはオンラインショップからも購入できます!
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