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『パール』映画感想文

公開中の映画『パール』を鑑賞してきました。映画会社A24が放つホラー映画3部作の2作目の作品です。ちなみに1作目はあまり興味がなかったので観ていません。でもこの作品がすごくよかったので、やっぱり3部作を全部観ようと思います。

ホラー映画のジャンルとしては、サイコパスシリアルキラーもので、R15指定がついています。第二次世界大戦中の1918年が舞台ということもあり、シンプルで、わかりやすいホラー映画でした。前半のシーンは、ヒッチコック映画を観ているような、怖がらせ方ですこし懐かしい感じがしました。

とはいえ、古臭い映画ということではなくて、その感性はとても斬新です。主人公のパールが、生きていた時代の閉塞感は、今の時代もありますね。

本当に針の穴ほどの些細な出来事がトリガーとなって、暴走してゆく狂気のことを思って観ていました。今日は逝ってしまった人を思い出したのか、ずっと涙があふれてくるので、ホラー映画を観るって決めて映画館に行きました。パールが自分の気持ちを告白する長台詞のシーンは、あまりにもまっすぐ過ぎて切なかったです。

ここ10年くらいの間で一番好きなホラー映画かも。
ホラー映画をこよなく愛する方には、全力でオススメします。

7月観たい映画がありすぎる・・・。

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