明治さんがサロン・ドゥ・ショコラで販売していたアロマトリックの備忘録です。(マニア向け)

まずはチョコレートではありませんでした。パッケージにも

と書いてある。…ふむ。

カカオマスと水で作ったガナッシュらしく、チョコレートをガナッシュにしているわけではない。
というか、水でガナッシュと名のるのは有りなのか？

目指したいものはなんとなくわかるけど、そこを目指すなら、発酵・焙煎・摩砕・混合・練りはちゃんとコントロールしないと、お菓子チョコにさえ敵わない、ただ刺激が強いだけの尖った代物になってしまう。

昨年明治さんが手掛けたホワイトカカオのチョコレートが本当に良かったのでかなり残念。

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それではショコラです。

カカオパルプのジュースを煮詰めたソースが入っていました。かなり強い酸味でしたが、チョコとの馴染みはすごくよかったです。パルプソースはチョコメーカーだからこそコスト安で出来ることなので、すごくいい発想だと思いました。

古代メキシコより愛されてきたカカオドリンクを意識したスパイスソースは、アーモンドペーストをベースに香辛料(シナモンやハッカなど)の風味をのせたソースです。

どちらも味については良かった。

でも食べたかったのは、昨年のホワイトカカオチョコレートのガナッシュで、新ジャンルのお菓子を望んでは、いなかった。

超希少なホワイトカカオの発酵コントロールは、まだちゃんとは、やりきれていないと思う。尖りが強く舌もチリチリして耳さえ痛かった。

でも
たくさん失敗の先にしか、唯一無二の奇跡のチョコは、できないから、今年はドンマイってことで、これからも明治さんのホワイトカカオプロジェクトは応援していこうと思います。

明治さん頑張って！

ちなみに箱売りされているホワイトカカオチョコレートの方はイケてると思われます。

昨年のホワイトカカオの記事は
↓コチラから

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ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶