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就職活動休止

就職活動をするのを辞めた。履歴書を書くのも、面接を受けるのも全部苦手だ。18歳、初めてアルバイトに応募したときは、面接を3回延期された後、暗いからという理由で落とされた。その後はなんとなく大学で人当たりを学んで、アルバイトの面接で落ちることは無くなった。

だけど、正社員の面接はうまくいかない。2018年、売り手市場の就活さえも躓いた。親との関係がうまくいかず、家出したこともあり、メンタルが不安定だった。就職活動で落ちるたびに自分が否定された気になった。面接まで行っても落ちるのが怖くなって、面接を辞退することもあった。

内定0の夏休み、気分を変えたくなって、京都大学法学部の友達と遊んだ。その友達は、バス停の時刻表を一瞬見るだけで全部覚えるなど信じられないくらい頭のいい人だった。その上、弁護士になるため相当な努力を積んでいた。私は頭が悪い。バカなのに何の努力もしていない自分が恥ずかしくなった。

この友達に影響されて法律関係の事務職を受け、内定をもらった。しかし、給料は16万だった。加えて、求人票と違うところもあり、1年で辞めた。そして次に就いた教員職も体を壊し、1年で辞めてしまった。

私のフリーター歴は2年になった。ここ1年アルバイトをしながら、就職活動をしたもののうまくいっていない。最近も心が折れる出来事があった。1ヶ月以上も面接結果を出し渋られ、やっと辿り着いた最終面談の次の日に不採用の電話があった。最終面談に少し期待させることを言われたこともあり落ち込んだ。

どうして仕事が決まらないのだろう。考えてみると、私は少しアカデミックな職業を選ぶ傾向があるのかもしれない。私には学歴コンプレックスがある。悪くない大学に入れたが、もっと家庭環境が良ければ、偏差値が高い大学に行けたのにと思うことがある。そのコンプレックスが、法律や教員や学芸員やら自分に不釣り合いな職業を選ばせる。

就職活動を少し休もうと思う。アルバイトはする。

本当はいろいろサポートしてくれる人にいい報告をしたかった。でも、人生は簡単じゃないなと思う。

読んでくれてありがとう。


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