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1年半で広告代理店を辞めないために。

別に心を強く持てとか、メンタルの話とかはしないです。

9月末に、新卒入社から働いた広告代理店を辞めました。
働いた期間、1年半。

「短い、早い。」と思われる方がほとんどだと思います。
私もそう思います。ただ、やめようと思った理由はとっても前向きで、今は非常に満足しています。(とはいえ、まだ10月も2週目が終わったばかりですが…)

ありがたいことに、いろんな人にお祝いされ、いろんな人から「話を聞かせてほしい」「相談に乗ってほしい」と言われるようになりました。
すでに書いたように、私自身は自分の選択(辞めたことだけでなく、一度は広告営業を経験したことも含め)を一切後悔していないです。ですが、いま、「悩んでる」と声をかけてくれている同期や周りの人たちに、辞めなくて済むんなら辞めないほうが良いに決まってるということが言いたいのです。

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このnoteでは何度か書いているのですが、私は大学院卒で、大学院での2年間は幼児教育に関する研究を行なっていました。
私は日本での教育に関して明確に実現したいことがあり、また卒業後も当然それが実現できるような仕事をやりたいと思っていました。
(もちろん、行く先にやりたいことが用意されてるなんて思ってはいませんでしたが、そういう意味ではなく。)

ただし、教育といっても若干特殊というのか、普通の学校教育に関する研究ではなく、”体験・経験”に寄った教育の勉強をしていたため、就活時にはゴリゴリの教育系の業界ばかり見ていた訳ではなく、会社単体で選び応募していました。

結果、私は子供向けプロモーション施策に強いであろう会社を選びました。
それが前職の広告代理店です。

入社後、これまでやってきたことややりたいことを先輩や上司にも話しながら、仕事をしていました。個人的に、それがその時の仕事と関係なくてもやりたいことを言っておくのは大事だと思っていたし、何も考えずにただキラキラした広告の世界に憧れて入った女の子だと思われたくなかったので。

しかし、話せば話すほど「もしかしたらこの会社ではないかもしれない」と思うようになって、実際に教育や子供向けの仕事をしている知らない社員さんや既に辞めた人と話す機会を設けたりしました。
みなさん、口を揃えて「今の会社ではない。」と。

何度もいうのですが、私は明確に実現したいことがありました。
「だったら”とりあえず3年”とか、どうでもいいと思う」
とそのうちの1人に言っていただいたのをきっかけに、転職を決意しました。

ただ、実際に転職活動をして転職まで終えた今思うと、「とりあえず3年」の言わんとしていることも、改めてとてもわかると感じています。
広告代理店での仕事は、やりたいことだったかどうかは別として間違いなく”面白い”仕事ではありました。
華やかだし、楽しかった。当然辛いことはたっくさんあったけども。

それに、マーケティングの仕事の経験は結果どこに言っても役に立つと既に現職でも感じています。
たった1年半いただけでそう思えるんだから、2年、3年いたらきっともっと学べたし、もっと楽しい仕事もできたはずなんです。

特に営業の仕事は直接クライアントとのコミュニケーションを取ることが多い上に、各部署のスタッフみんなと仕事をするので、広い知識が身につく立場だと本当に思います。まぁ、若手のお前に言われても…と思われるかもですが。

きっとどの職業にもそう言った側面はあって、長くいればいるほどその後も役に立つ知識・スキルになっていくはずだと思うのです。

だから、「なんか向いてない気がする」「なんとなくやりたいことが見つからない」と言う人たちは、相当そのネガがでかくならない限り、なるべくそのままつづけてほしいな、と思っています。モチベーションは頑張って見つけてもらう必要はありますが…

でも別にネガティブな理由で辞めるな、とは思ってません。
本当に辛いんなら辞めようね。
そして”辛い”は比較ではないので。「他の人はもっとひどい目にあってるからがんばろ…」とかは思わなくて良い、絶対。

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さて、前回の記事の続きがまだかけていない中またしても申し訳ないのですが、今回の話、たぶん今度は①院卒向けに非公開記事 ②個人的に、広告代理店に向いてないと思う人について(公開にするかは悩み中)を書こうかなと思ってます。
読んでお分かりの通り、今回の内容「めっちゃ当たり前じゃね」ってことだけを書いてます。それでも改めて言いたかったんだよぉぉおうっていうのはさておき、もうちょっとがっつり本音を次回以降書こうかな…と思ってます。

社会人って大変だよな!

応援いただけると嬉しいです。これからも頑張ります。