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走れ!メロス!

声に出したい日本語part42
走れメロスを読みました。久々に読んだんですけど、やっぱり面白いですね。今回はメロスの情けなさを応援しながら読んでました。

なので「走れ!メロス!負けるな!メロス!泳げ!メロス!」とメロスを奮い立たせたいなと思いながら読んでいました。走れメロスって語感がいいのでなんとも思ってなかったんですけど、結構言葉として強いですよね。走れって命令形ですし。

太宰治も早く走ってほしかったと思います。むしろ太宰治自身を奮い立たせるために書いてたような気もします。

あの話、セリヌンティウスも可哀想ですけど、妹や妹の旦那さんも大変だなあなんて思います。勝手に明日結婚してなんて言われても無理ですよ。結婚について朝まで話すなんて全くです。

勝手に多様にに楯突いたメロスのせいで3日間無駄にしてしまうのも不思議な話です。優しすぎます。メロスみたいな呑気な人が太宰治の周りにいたのかすごく気になります。

美容室にて

今日は美容室に行きました。ヘッドスパも一緒にしてもらったんですけど、なんだか今日は押しがよわいなあと思っていました。途中で力加減について聞かれたので、もっと強めでお願いしますと言ったらちょっと美容院さんが引いてました。あんまり言われたことがないのかもしれません。

まだ行けるなと思ったので、もっと強くていいですよと言いました。すると最後に、結構強く押しましたけど大丈夫でしたか?と聞かれました。むしろもっと強くても良かったなあと思いながら大丈夫です〜と回答しました。

今更になってなんかすごい頭が押された感じしたかもと思い始めました。でもヘッドスパなんて強ければ強いほどいいですからねという感じがします。流石に頭かち割るほど痛いとしんどいですけど。今日の人は耐えられました。

他のお客さんもいて、今日は高校1年生の女の子がいたりしました。年齢を聞いた美容師さんが驚きすぎて一瞬会話が止まってました。私もびっくりしたんですけど、美容師さんでも会話に困るくらい予想より若かったんだろうなと思います。

イヴ・サンローラン展

国立新美術館で開かれているイヴ・サンローラン展に行きました。サンローランさん(?)の言葉を示しながら展示がされていたので良かったなあと思いながら観てました。

服飾関係の人の展示はミナペルホネンの展示以来だったかもと今思い出しました。服飾系の人はやっぱりトルソーの展示が多いですね。あと、素材とか。アンディウォーホルが描いたポートレートも良かったですね。

服を長く作っている人は、それなりの気力というか迫力というか、後世になにかを残したいという気持ちを感じますね。元気だなあと思いながら展示を見ていました。

ただ旅行が嫌いみたいな文章もあってびっくりしました。現物じゃなくて絵画でいいんだという気持ちになりました。これは新しい感覚ですね。どうしても本物を見たい!みたいな気持ちってあるんですけど、意外とそうじゃない人もいるんだなと思いました。

私が生きることができるようになります。