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サイアノ和紙作家雑記VOL.41『変わらないコト』

先週、みたらし団子をお土産に買った。
何か持って行きたいと思ってた時に
偶然見つけたお店、古風な佇まいに惹かれた。

土産を渡すと「やったぁ〜」とバンザ〜イ🙌
どうやら地元では有名なお店。
みたらし団子は毎朝ついて
一本一本炭で炙ってる。
ちゃっかり頂いたらほんのり炭の香り。
お餅も柔らかいし、
餡も甘すぎない良い塩梅。

江戸中期から続くお店で現在は九代目。
昔ながらの製法を受け継いでる。
約300年、多くのモノやコトが
変化しているハズなのに
ここの団子は変わらない。
今もあるってコトは、
ずっとニーズがあった証。
遺すことが僕の一つのテーマだけど、
誰かにとっての価値、ニーズがなければ
遺すコトはできない。
手間暇を惜しまず変わらないと、
周りはどんどん変わるから
特別な存在になっていったのかな。

まだ明確な答えは出ないけれど、
老舗の団子を頂きながら、
変わらないコトについて
考えるキッカケになった。
ビジュアル的にも美味しそうで、
団子の写真を撮るのも忘れてしまった。


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