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「クイズです。」

しょーーーーーっじきに言いますね。
わたしこの本、電車の中で1時間くらいで読めちゃったんですよ。
んで、「なるほど、書いてあることは至ってまっとう。それにしても最近の実用書は文字が大きくて行間が広いな」と思って、そこで終わりました。

柿内尚文著 『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身に付く36の伝わる法則』(かんき出版、2021)

これ、いまでも本屋の実用書の「書き方」系のコーナーに必ずあります。
あるってことは、売れているってことでしょ。
出版から2年以上たった実用書がまだ売れてるってことは、それだけ人気なんでしょ。
実用書が人気ってことは、読んだ人が「これいいよ」って人に勧めてるからでしょ。

確かにそう。
読んでいて「ふむふむなるほど、確かにね!」ということばかり。
全然奇を衒ったことは書いていなくて、「文章を書く上で至極当然」のことばかり。

こんなんで売れるのかー。
まあ誰もが知っておいたほうがいいレベルの内容だもんなー。

で、自分にそれができているかって?
できていないですよ。
文章書くのって、難しいですよ。
なんなら本文の内容、「印象」だけで内容についてはほとんど覚えていませんよ。

こういうシンプルなことを、何度も読み込んで練習して素直に身につけられたら、どれだけ成長できるかって思います。
ただ、わたしには「コツコツやる」才能が無さすぎた。
練習問題として書く必要のない文章を書く気がしない……。

かくして、わたしの文章はいつもとっちらかって、自分が楽しいだけのものになるんですよね。
知ってる。

どこかに「根気」と「継続力」落ちてないかな。

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