見出し画像

アカデミアからの転職(3):転職エージェントのトリセツ(関白宣言)

転職にエージェントを使う前に 言っておきたいことがある
かなり厳しい話もするが 俺の本音を聞いておけ

このたびは転職手段に エージェントを選んでくれてどうもありがとう
ご使用の前にこの取扱説明書を読んで 正しく優しく扱ってね

前回(1年以上前。。。)、転職するなら転職エージェントを使ったほうがいいって記事を書きました。

で、その前回からだいぶ間が空いてしまいました。。。
転職&生活の変化で色々バタバタしてて。。。
すいません、いや、すいますいません。。。

気を取り直して、今回は転職エージェントとの付き合い方について書きます。

結論から言うと

1.情報収集メインで
2.複数のエージェントと
3.程々の距離感
で付き合え!

ということです。

間違っても

付き合うエージェントは 生涯お前 ただ一人

なんてことにはならないように。

転職でエージェントを使うメリットですが

・第三者視点かつプロからアドバイスが貰える
・受ける企業や選考過程の詳細な情報まで教えてくれる
・様々な求人(非公開含めて)を案内してくれる。
・なんてたって無料

です。

ただ昔からただより高いものはありません。
ソシャゲだって基本無料(ただし無料とは言ってない)ですよね。

なぜこんな便利なエージェントサービスを基本無料で使えるか?
それはエージェント型募集サイトは2種類の収入源を持ってるからです。

1.求人の掲載料(求人を掲載することで得られるお金)
2.求人締結料(契約が決まった時に会社に入るお金)

特に大きいのが2の求人締結料です。
求職者と会社とのマッチングを成功させることで、転職者の報酬分の何割かが会社に入り、エージェント自身の評価も上がっていきます。
つまりエージェントも転職を成功させることに必死なんです。
これがエージェントとの付き合いを決める上で重要になってきます。
自身の成果が会社の収益に直結する以上、当然ノルマもあります。

一部のエージェントは自分の成果(ノルマ)を上げるためになりふりかまっていられません。そのため

・離職率の高いブラック企業を勧めてくる
・求職者が行きたい業界より受かりやすい業界を推してくる
・「今判断しないともうないですよ」など急かすようなことを言ってくる

といった悪徳セールスまがいのことが行われてたりもします。

でもガツガツ来られるとこっちが引いちゃいますよね。。。
恋愛と同じです

また人と人が関わる仕事なので当然エージェントとの相性もあります。

なので、一人のエージェントだけと付き合うのは非常に危険です。
必ず複数のエージェントを掛け持ちするようにしましょう。

また複数エージェントと付き合うことのメリットとして

1.転職への考えが整理される

エージェント型転職サイトに登録すると数日以内に30分〜1時間の面談が行われます。
ここでは転職希望者のパーソナリティや経歴、転職動機や希望時期、経験、希望業種などを丁寧に聞いてくれます。
どの転職会社でも同じようなことが聞かれます。
慣れないうちはうまく答えられないこともありますが、何回も同じことを聞かれることで自分の考えがまとまって、相手に意図が伝わりやすくなります。
そうするとエージェント側の紹介してくれる求人のクオリティが上がります。
私の場合、あとの方に登録したエージェントから適切なアドバイスや求人情報をもらえました。

2.違う目線からアドバイスが貰える

当たり前ですけど、エージェントも一人の人間です。
面談で同じことを話しても人によって捉え方も違うし、紹介してくれる業界や職種も微妙に変わってきます。
またエージェントもマッチする案件を紹介するために求職者の分析を行います。
複数のエージェントと付き合うことで彼らが様々な視点から自分のことを分析してくれます。
で、いろんな方面からアドバイスが貰えるので、自分の強みだったり、向いてる業界だったりをいろいろ聞くことができます。
またエージェントが持ってる業界情報もたくさん聞くことができます。
いろんな選択肢を持てるという意味では非常に大きいです。

3.非公開求人へのアクセス率が増える

案内できる求人数はその会社の財産です。特に他社が持っていない求人を庵会いできることは非常に大きな強みと言えるでしょう。
その会社でしか持ってない求人情報などもあるので、複数のエージェントと付き合っておくのは悪くないと思います。

なので、リスクヘッジと情報収集の両方を兼ねてぜひ複数エージェントと付き合うのがおすすめです。

あとはこちらの記事も参考になるかもしれません

それでは次回は実際にエージェントを使ってみた感想を書きます。

カミングスーン、神だけに
半年は待たせないつもりです。。。

https://toyokeizai.net/articles/-/535237

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?