Vol.1 ショパンとワルシャワ①

それではポーランドの街について、少しずつご紹介させていただきます!
まずは、ショパンも縁のあるワルシャワから♬

※ 出来る限り、正しい情報をお伝えできるよう細心の注意を払ってまいりますが、実際に行かれることがある際には、ご自身でも必ず最新情報をお調べくださいますようお願い申し上げます。

ワルシャワ

ポーランドの首都、ワルシャワ。
その旧市街にある「ワルシャワ歴史地区」は、世界遺産となっています。
世界遺産、というと歴史的な価値が評価されたのだと思われがちですが、そうではないそうで・・・
この地区は、第二次世界大戦中に破壊され、大戦後に昔の姿のままに忠実に再建されました。
その熱意が評価され、1980年に登録となったそうです!

ワルシャワ歴史地区
2022©ポーランド政府観光局

ショパン音楽大学のある街

ワルシャワにはポーランドで最も伝統があり、また世界屈指の音楽大学である「ショパン音楽大学」があります。
日本では「ワルシャワ音楽院」の名前でも知られ、
ポーランドに生まれたショパンもここで学びました。
ショパンは人生の約半分をワルシャワで過ごしています。
それだけに、ショパンにまつわる見どころも多いです。

ショパン音楽大学
©Adrian Grycuk, CC BY-SA 3.0 PL, via Wikimedia Commons

ヴィジトキ教会

ショパンが日曜日のミサでオルガニストを務めていた教会。
第二次世界大戦の戦災を免れている貴重な建物。

ヴィジトキ教会


ショパン博物館

2010年、ショパン生誕200周年の時にリニューアルしたショパン博物館。
ショパンの自筆譜や晩年に実際使用していたプレイエル社のピアノ、肖像画など貴重な資料を見ることができるのはもちろん、タッチパネルなどデジタル技術で演奏やクイズなども楽しむことができる近代的な博物館でもあります!
初めて見た時は、「ショパン」と「近代的な技術」の融合に圧倒された記憶が・・・
それだけに、ショパンがお好きな方もそうでない方も、老若男女問わず楽しめる博物館だと思います✨

ショパン博物館

まだまだあります、ワルシャワのショパンスポット。
続きは「ワルシャワ②」に書きたいと思います😊

そしてワルシャワのご紹介とはそれますが、
昨日の本選初日を経て、本日はコンクール本選2日目!
ショパンはもちろん、リビツキ、シマノフスカ、シェリゴフスキなど
様々なポーランド作品が、本日もHakuju Hallに響き渡ります✨
スタッフ一同、ご参加者の皆さまの健闘を心より祈っております。