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ミス・ミスター備忘録 〜河合悠佑さん〜

過去作はこちらから!

2021年頃にシリーズにしていた「ミスミスター備忘録」がパワーアップして帰ってきました!

改めてですが、どういった内容なのかとその目的だけ、以下に記載します。

各大学・キャンパスごとに存在し、その大学の方が対象となるミスターコン・ミスコンにファイナリストとして出場された方々にインタビューをして活動を振り返っていただくというシリーズでございます。

おそらくオリコンさんやモデルプレスさんなどで、出ようと思ったきっかけやプロフィールに関する部分など、「ミスコン」にフォーカスしたインタビューなどはされているかと思いますが、
「ファイナリストの期間だけ」「ミスコンだけ」にフォーカスするのは勿体無いよな〜と思い、ミスコンはもちろんのこと、これまでの人生、そしてこれからの理想像なども深く掘り下げたコンテンツを作りたく、2021年にスタートしました!!

そんなミスミスター備忘録ですが、これまで慶應のミスコン・ミスターコンのみに焦点を当てておりましたが、今年から他大学のミスコン・ミスターコンのファイナリストも取り上げさせていただきます!!

その記念すべき第一弾として、ミスター千葉大2023ファイナリストの河合悠佑さんを取材させていただきました。


【河合さんのプロフィール】
名前:河合 悠佑(かわい ゆうすけ)
生年月日:2002年4月5日
大学:千葉大学
学部学科:教育学部学校教員養成課程中学校コース理科教育分野(取材当時)
身長:168cm(星野源1人分)
血液型:A型
出身地:千葉県
ニックネーム:かわい、かわいさん
趣味:絵を描くこと🖌、カクテルを作ること🍹
特技:絵を描くこと🖌(美術科の教員免許取得済)
座右の銘:単純に生きる

詳細プロフィールhttps://miscolle.com/chiba2023/profile/m4
Twitter(X):@chibamr2023_no4
Instagram:chibamr2023_no4

※併せて読みたい「ミスコン報告書」
ミスコン報告書.pdf

<記載内容>
・河合さんがミスター千葉大のファイナリストとして活動して感じたこと
・今後ミスター千葉大を目指す方に知っておいてほしいTips


◆ミスター千葉大にエントリーする前

− ミスコンも含め、河合さんのパーソナリティを深掘りできればと思うのですが、まずなぜ教育系の学部を選ばれたのですか?

河合さん(以下:🍹🖼):
まず1つ目に、僕は結構話したりすることが好きなんで、適性は外さないだろうなと思っていたのと、2つ目で、僕は国立に行くにしてもあまりにも数学がお粗末だったので、僕の数学でも受かる国立大学を探した結果千葉大の教育学部のAO試験にたどり着いたんですよね。

− 千葉大ってAOやっているんですね!
🍹🖼:
やってます!教授の前で理科に関してのプレゼンテーションをしたら、話すのは得意なのでものすごく気に入られて、「共通テストで得意科目3教科で7割以上取れたら合格ね!」と言われて、結局国語と生物と日本史で合計7割以上取れたので合格という感じですね!

− そもそも理科を選択された理由ってございますか?

🍹🖼:
国数英理社の5教科の中のどれかで考えていたのですが、実は理科なのは消去法なところがありまして。。。
小学生の時は結構中学受験でいっぱい勉強をしていて、その時はバリバリの理系で国語が苦手だったんですよね。だから中学の生徒に何か教えるとなった時に国語はまず良くないだろうってなりまして、それで国語が消えたんですよね。
数学は、、、中学受験の時は理系で算数はできたんですけど、数学になった途端全然できなくなって、、、もうインテグラルがアラビア文字にしか見えなくて(笑) それで挫折して共通テスト数2Bが14点でした。いまだに僕より低い人見たことないです(笑) それで数学もダメだとなりました。
英語は、苦手ではないけど教えられるほどでもないな、と気づいて消えて。
社会は結構教えられる人が多いんで、採用試験の倍率が高いんですよね。それで、理科と社会で就職活動というか、教員になるにあたり楽できるのはどちらだろうと考えた時に、理科というふうになりました。

− 理系ですけど社会は苦手意識なかったんですか?

🍹🖼:
歴史がすごく好きで、高校の時は日本史選択だったんですけど、大学に入ってから中国史にハマったりしていました。

− 理科の中でも色々分野があると思いますが、その中ではどれが得意なんですか?

🍹🖼:
化学と生物ですね。数学が苦手なんですけど、化学とか生物って数学たまにしか使わないので。

− とは言っても計算とかで使わないんですか?

🍹🖼:
高校になるとlogとかでめちゃめちゃ使うようになるんですけど、中学だったらまだそんなになので

− 他で教員免許を取る予定の科目ってございますか?

🍹🖼:
美術の免許を取りました。中学校の時にあの修学旅行のしおりの右下らへんの余白を絵で埋めたのがきっかけで、その後も紙とペンがあればいつでも描けるんで、そんなにガチではなかったですが授業中の暇つぶしや受験勉強の息抜きで書いていました。大学入って理科以外でもう一個免許を取れと言われた時に、美術としてもっと磨いてみようと思って選びました。

河合さんが描かれた絵

− 教育学部で教員の実習などもされていた一方で、就活もされているきっかけってございますか?

🍹🖼:
まず第一に、教員が話で聞いていた以上にブラックだということに気づいたのがありますね。朝7:45くらいにその日の実習が始まるのですが、僕がその時間に理科室の扉を開けると、先生方はもう理科室にいて。そこから夜の21:30まで休憩なしで働いて、僕が「教育実習ありがとうございました」と理科室を出るときも、まだ先生方は働いている、という出来事が印象に残っていますね。
さらに、教員は残業代が基本的にほとんど出ないんで、14時間くらい働いた末に残業代なしという現実を目の当たりにして、絶対無理だと思いました(笑)
ただ、就職活動中ではあるので、そこで最悪内定先がなかった時とか、セカンドキャリアの選択肢の一つとして教員免許を使うのもありだと思っています。

− 教員免許ってもう持っているんですか?

🍹🖼:
いえ、卒業と同時に渡されるシステムなので。まあ順当に行けばもらえる感じですね。

− ミスコン出る前の大学生活はどのようにして過ごされていたんですか?
🍹🖼:
大学での学問としては、基本的に新しいことはそんなに学ばなかった印象がありますね。もちろんネズミの解剖などもしましたが、大筋は中学の時の知識を再復習したり、それを中学生にどのようにして教えるのかなどと言ったものが多かったですね。

− 学業以外はどのようなことをされていました?

🍹🖼:
学業が暇だった分、サークルやバイトに力を入れていました。
サークルについては入学後すぐにアナウンス系の千葉大学放送研究会という、入学式の司会なんかをやるサークルに入りました。そこで、映像を制作したりしていました。

− 裏方だったんですか?

🍹🖼:
放送研究会とは言いつつも、最近は映画サークルみたいになっていますね。入学式みたいなイベントが何もない時は映画を作っていて、そこの役者と言いますか、自分でもちょっと作ったりしました。

− 役者もされていたんですね!どのような映画にどのような役で出ていたんですか?

🍹🖼:
ラップ作らされたりしました(笑) 「先輩に3日間時間をあげるから、YouTubeで好きな音源を拾って自分でそこにリリックをつけてくれ」と言われて。それが一番きつかったですね(笑) でも楽しかったです!

− 他はどんな映像に出ていたんですか?

🍹🖼:
僕が大学生活かけてひたすら見た目を磨いてきたというのがあって、それを元にラブコメにしたものですかね。お互いがお互いに片思いみたいな高校生のカップルがいて、両方ともより自分が綺麗になってから告白したいと思っているから、いたちごっこみたいになっていくものですね。
映画版では友達をこき使って演じさせて、どんどん垢抜けていく部分も含めて1人の方に演じ切らせました。ゆくゆく漫画化してみようと思っています。

制作途中の漫画の一部です!

− バイトは何をされていたんですか?

🍹🖼:
バーのバイトと塾講師のバイトもしていました。塾講師は大学1年の夏に始めて今もやっていますね。

− バーも今もやられているんですか?

🍹🖼:
バーはミスターコンに出る直前にやめたので今塾だけですね。

− バーも塾も掛け持ちしていた時期があったと思うんですけど、どちらも夜の仕事じゃないですか。その間は夜も全部埋まっているみたいな感じだったんですか?

🍹🖼:
月曜火曜が塾で金曜土曜がバーとか、夜は塾で深夜はバーとかで棲み分けていました。

− 塾講師の後にバーでバイトは体力すごいですね(笑)

🍹🖼:
その時は確かにしんどかったです(笑)

− 塾講師のバイトではどういう科目を教えているのですか?

🍹🖼:
数学以外ならなんでも教えていました。よく任されるのは算数と理科で、時々社会とかな感じですね。小4から中3まで教えたことがあります。

− 大学生活で他にチャレンジしていたことなどありますか?

🍹🖼:
本当にこれ周りに言うとあのバカみたいな風に思われちゃうんですけれども、大学生活の一番大きな目標として、恋愛経験ゼロどうにかするっていうのがありまして、、、

− 恋愛経験ゼロだったんですか?中学とか高校でもなかったんですか??

🍹🖼:
小学校の頃の初恋が忘れられなくて、、、それで中高の恋愛フラグを避け続け、大学生になった時にどうにかしなきゃいけないとは思いつつも、恋愛偏差値が小学生レベルで止まっていたので、それをどうにかしようと思い、見た目とコミュニケーション力を磨き続けました。バーのバイトを始めたのも、お客さんと話す機会が多いからそこでコミュニケーション力を磨いたらモテるのでは?と思ったのがきっかけです。

− そういった理由があったんですね!実際バイトを始めてコミュ力は上がったんですか?

🍹🖼:
色んな人と話したからコミュ力が上がった、というよりも色んな属性の人と会ったから上がったみたいな感じですね!バーで出会ったお客さんから聞いた話を、別のお客さんに話したりとかしていました。それでコミュニケーションの幅が広がっていったので本当にありがたかったですね。

− 逆に見た目はどう磨いたんですか?

🍹🖼:
最初は高校生の段階で垢抜けていた友達を参考にして、どんどん垢抜ける方法を取り入れていました。

− 直接本人から垢抜ける方法を聞いた感じですか?

🍹🖼:
そうです!小学校からの塾の友達だったので気軽に聞けました。
それで1年の夏頃にいわゆるチー牛から一般大学生くらいまでになれたので、そこから自分でYouTubeでヘアセットの方法を調べたり、メイクで顔のコンプレックスを覆い隠す方法を調べたりしました。服に関しては最後まで苦手だったので、ミスターコンに出る前までこの友達に聞いたりして情報を集めていくうちに、大学生の中ではそれなりに見た目の良い方になりました。

◆ミスター千葉大と出会ったきっかけ

− ミスター千葉大に出ることになったきっかけはなんですか?

🍹🖼:
一番大きい理由はやっぱり就活です。ガクチカになったりしますし、仮にならなくても自己紹介のネタくらいには最低限なりそうと思って。これが8割〜9割くらいなんですけど、残り1割で楽しそうとか、ブランド持った方がいいんじゃないかとか、そういった純粋に楽しむ気持ちがあったって感じですね。

− 自分磨きの文脈でも出ようとは思わなかったんですか?

🍹🖼:
そうですね、見た目やトーク力を磨いたのが自分の大学生活を象徴するものなので、その集大成として出るだけ出ようとも思っていました。

− 元々ミスター千葉大は知っていたんですか?

🍹🖼:
2022年くらいにミス・ミスターがあるんだと存在自体は認識していたんですけど、出るにしてもその時はまだ垢抜け不足だったので、、、ただ2023年は就活もあるしいけるなと思って出ました。

− じゃあもう就活が決め手だったんですね

🍹🖼:
そうですね。

− 応募はどれくらいのタイミングなんですか?

🍹🖼:
7/28に顔出し解禁なのに対して、立候補が5/17でしたね。

− 本当に就活直前ですね。でもサマーのインターンの面接とかは顔出し解禁の前だとおもうのですが、その時はどう乗り切っていたのですか?

🍹🖼:
インターンでは正直全然使えなくて。いくつかの企業はぎりぎり公開が間に合って、その時の面接ではミスターコンの話とかできたんですけど、ただ主に火を吹いたのは秋インターン以降だと思います。

− 5月に応募してからお披露目までの2ヶ月間は何をしていました?

🍹🖼:
宣材写真を撮ったりとか、SNSのアカウントを作ったりとかはあったんですけれども、基本的にはそんなに変わったこともなくでした。ミスター千葉大に出ている話や、ファイナリストに選ばれた話を、どの友人に話すかも結構分けていて、いいリアクションをしそうな人などは顔出し解禁まで待っていました(笑)

− それこそ周りの方からのリアクションは実際いかがでした?

🍹🖼:
宣材写真を撮ったりとか、SNSのアカウントを作ったりとかはあったんですけれども、基本的にはそんなに変わったこともなくでした。ミスター千葉大に出ている話や、ファイナリストに選ばれた話を、どの友人に話すかも結構分けていて、いいリアクションをしそうな人などは顔出し解禁まで待っていました(笑)

− 実際ファイナリストとして公表された時の心境はいかがでした?

🍹🖼:
「わあなんかついに公表されちゃった」みたいな。でも特に動揺とかはなく、「あ、ついに始まったなあ」みたいな感じです。本当に特別な感情とかはなかったですね。
それよりも友達から届いてくる「お前ミスコン出るの!?」みたいなLINEが面白かったです。

− 特に面白かったリアクションとかあれば?

🍹🖼:
公表の2日前に、先程お話ししました(垢抜け方を教えてくれた)小学校の頃からの友達から、「これはお前じゃないか?」とシルエットで当ててきて

− そのお友達の方もよく見てますね(笑)

🍹🖼:
どこで見つけたんでしょうかね(笑)


◆ミスター千葉大ファイナリストとして

− ミスターとかって正直ミスの方よりもよりキャラを立たせたりとかする戦略が多いように聞きますが、期間中はどういうところを意識して戦略を練ったりとかしていますか?

🍹🖼:
就活の一環でやっていたので、就活として目立つことをやろうかなというのが一番にありました。例えば、他の大学のファイナリストとどんどん仲良くなってコラボする、みたいな感じで本当に人の輪を広げていくことを注力していました。

− 渋谷のバーで一日店長などもしていましたよね?

🍹🖼:
そうですね!それ以外にも他の大学のファイナリストの方がやっているイベントに行ったりもしました。

🍹🖼:
あとはカクテル配信をしていたのが珍しかったらしくて、酒好きの他のミス・ミスターが集まって、そこの輪が広がりました。SFCのまっすん(ミスターSFC2023 No.3 増田龍騎)はミスターコン始まって序盤くらいでコラボしてくれて、カクテル×ストリートバスケみたいな感じになっていたりとか、あと学習院の若林くん()も同じく酒好きなので一緒に他の大学のファイナリストの方がやっているイベントに行ったりとかしましたね。
あとはミス武蔵美、ミス東海あたりが絵が好きなので、そこで仲良くなれたのと、自分が結構ツイートをするタイプなので、ミスコンの界隈でキャラが濃い方々とかも仲良くなりました。

− カクテル配信っておっしゃる通り珍しいと思ったのですが、具体的にどんなことをしていたんですか?

🍹🖼:
家の台所の汚いところを模造紙で隠して、お酒をいっぱい並べて、シェイカーも台所に持っていって、氷もわざわざ買っていました。それで台所でカクテルを作るって感じですね。そして作ったカクテルを飲みながら恋愛相談に乗る、みたいな感じですね。
ただ、カクテル配信は結構序盤だったんで、中盤以降は本当にあの酒を飲みながら恋愛相談に乗る、というのがコスパが高かったです(笑)

🍹🖼:
正直、初めの方はもうちょっとまともな路線で行こうとはしていたんですけど、だんだん教育実習とミスコンが重なって、疲れが見えてきたあたりからキャラが壊れ始めて(笑) それでだんだん話すことも無くなって、僕が誇るエンドコンテンツといったら絶対マッチングアプリなので、最終的にはマッチングアプリと恋愛絡みの話ばかりして劣化版DJみたいなことをしていました(笑)

− 具体的にはどんな感じだったんですか?

🍹🖼:
(ミクチャの配信では)本当にBANスレスレの話をしながら、リスナーの恋愛相談に乗るみたいな

− BANスレスレってどういうレベル感なんですか?(笑)

🍹🖼:
僕のファンの中で高校生の方がいまして、その方が恋愛相談していて、その内容が「『彼女がいる方』を好きになってしまったから、今の彼女からどうにか奪い取ることはできないのか」ということなんですけれども、
その好きになってしまった相手の方と、その彼女さんの関係を深ぼってみると、実は一年も付き合っているのにまだ手を繋いだことがないくらいピュアであることがわかりまして、そこで僕は「男がそんなんで済まされるわけがないからさっさとデートを誘って手を繋いでホテルに連れ込め」という結論を導き出しましたね(笑)

− もう略奪するわけですね?(笑)

🍹🖼:
純愛路線だと絶対にその彼女さんには勝てないので、一気に落としにかかるしかないという結論を出しました。

− BANというか、河合さんのブランドに関わりません?(笑)

🍹🖼:
なんかもうそういうことばかりやってました、最後の方は(笑)

− それこそ、Twitterも拝見しましたが、ミスターコンに出ている人っぽくはないですよね。「マッチングアプリで女の子と会う」みたいなことツイートできるのすごいですし、攻めているな〜とは思いましたよね

🍹🖼:
もっとそのキャラを出そうと思っていたんですけど、なかなか配信以外で出せなかったのが気掛かりですね。


− ファンの方ってどのような方が多かったですか?それこそ恋愛相談に乗っているくらいなので高校生が多いのかなと

🍹🖼:
そうですね、高校生と、あとはまあ男が多かったです。

− 確かに、ここまでお伺いしていて、河合さんは男性に好かれる男って感じがしますもんね。

🍹🖼:
高校生、大学生、社会人くらいの男子が非常に多いですね。
先程の「ホテルに連れ込め」みたいなアドバイスもありますが、それ以外にも「出会いが欲しい」といっている男子にTinderをひたすら布教したりとか。

− ただ、就活と教育実習を両立しながら進めていたんですよね?めちゃくちゃハードスケジュールじゃないですか?

🍹🖼:
9月中旬が一番疲れました。就活と教育実習とミスコンが被っていた時期で、朝7時半に家を出て教育実習が始まって、夜8時くらいに家帰ってきて、そのあと1時間半くらい配信をして、そこから夕ご飯食べて風呂に入り、持ち帰り残業と就活をしていました。それで夜の1時か2時くらいに寝て6時に起きて、また実習に向かうって感じですね。

− 4時間しか寝ていないんですか・・・やばい

🍹🖼:
それやりながらマッチングアプリもしてました(笑)
7時45分くらいから7時半まで12時間弱くらい教育実習をした後に、8時からタップルでマッチした子と会って、その後夜1時くらいに帰ってきて持ち帰り残業を3時までして、その後寝てまた6時におはようございますって感じです。

− 生徒から心配とかされませんでした?

🍹🖼:
定期的に数十人単位で、(千葉大の教育学部生が)送り込まれる学校が実習先だったので、生徒側も教育実習生の事情などをわかりきっているんですよね(笑)
実習生がえげつない環境で働いているのも、もう察しがついていて、「先生クマ大丈夫?何時間寝た?」とか聞かれますね。

− 「何時間寝た?」って大学生とかあたりで聞く話じゃないですか(笑) 中学で聞くことじゃない(笑)

🍹🖼:
あ、でも生徒に配信は聞かれましたよ(笑) それで配信の内容を学校で生徒から突っ込まれたりとかしました(笑)
ミスコンに出ていることも隠していたんですけど、いつの間にかバレちゃってましたね。生徒と個人的な連絡先の交換の禁止という規約があって、変なリスクは避けようと思って、バレないようにはしていたんですけど、やっぱりバレますね。

− 先生の名前で検索する人とかもいるんですね。

🍹🖼:
いますいます。下手に実習生がいっぱいくる学校なので、実習生のSNSアカウントを探すことを趣味にしている生徒もいたりしたんで。

− それバレた時マジでビビりますよね

🍹🖼:
理科室で授業を終わって、自分の担当する教室に戻ったら、僕が教室入った瞬間にみんながざわつくので、そこで察しましたね。それで生徒が1人出てきて「先生、ミスコン出ているって本当ですか?」みたいな感じで。

− 担任の先生から怒られたりしないんですか?

🍹🖼:
流石に自分から言い出したわけでもないんで、お咎めはなかったですね。生徒何人かからミスコンアカウントにフォローされましたけど、そこはもう教員も黙認してくれました。個人的な連絡先の交換は禁止ですが、教育実習生がミスコンに出ることを止めるわけにいかないし、出たからといってひけらかしているわけでもないので。

− 教育実習期間はどれくらいだったんですか?

🍹🖼:
ピッタリ3週間分ですね。9月7日から、祝日をちょっと挟むのでその分延長されて10月2日か3日ですね。

− フィナーレとかに重ならずに済んだんですね。

🍹🖼:
ただ配信期間とは完全に被りましたね。配信が過激になり始めたのもその辺りからですね。

− 他に配信に関するエピソードはありました?

🍹🖼:
僕今実家暮らしで、過激な配信をするにしても場所がないんですよね。なので過激な配信ができる場所を求めて大学の屋上に上がったんですよ。教育学部の屋上は鍵もかかっていなければ扉もなく、立ち入り禁止の看板もないので「これは上がれと言っているようなもんだ」と思い、その屋上で配信したら、それが大学にバレて教育実習期間中にも関わらず大学に呼び出されました。

− それ夜ですよね?

🍹🖼:
夜9時くらいに屋上で配信して、それがリスナーにバレて、学校に密告されて、翌日の夕方4時くらいに実習先で授業準備していたら大学から呼び出しかかりましたね。

− そこから先は過激な配信をやめたのか、過激な配信を続けて別の場所にしたのかで行くとどちらですか?

🍹🖼:
別の場所にしました。上に上がったことが危ないという咎め理由だったらしく、「鍵も扉もなく立ち位置禁止の看板もないのに上がるなとはどういうことですか?」と言い訳をしたらそれが受け入れられて口頭注意ですみました。でも屋上には上がれなくなったので、近所の公園で恥を忍んでやることにしました。

− 配信ができる環境ってやっぱり大事なんですね。

🍹🖼:
一人暮らしの方々がすごく羨ましかったです。配信したい時に配信できるし、TGCのアイテムをいただいた時に、下さった方のお名前を付箋に書いて後ろに貼っていくみたいなことが公園だとできないので、やっぱり一人暮らし必須だなと思います。

− そんな苦労もしつつファイナリスト期間を過ごしてきた中で、周りの方々からのリアクションとかはどうでした?

🍹🖼:
基本的に内容とかは少し過激な方にに寄っていましたが、なぜか「またこいつがなんかやってら」みたいに温かく見守ってくれてました。

− そういうのを受け入れてくれる方がたくさんいるのは良いことですからね。

🍹🖼:
でも僕が恋愛面で荒れているのも割と周知の事実なので(笑)

− 期間中は実習や就活と同時進行で進めていたと思いますが、その中で変化したこととかはございますか?

🍹🖼:
過激すぎることをやったりするとまずいよねという、上限を知りましたね。
あとはミスコン用としていただいたTwitterのアカウントが、僕の人生初のTwitterアカウントだったこともあって、ネットリテラシーは最低限気をつけようとは思っていましたが、途中から素の自分でミスコンをやっていたこともあって、ミスコンが生活の一部になり、そこまで深く意識することも無くなりました。

− 気にしすぎていたところがちょっとだけ気にならなくなった、みたいな感じですかね。

− あと、元々ブランドをつけたいとか、トーク力を磨いたり自分の大学生活の集大成としてやりたいみたいなところが1割くらいあったとおっしゃっていましたが、そこの部分はどうでした?

🍹🖼:

− コミュ力はそこでついたと思いますが、ファッションの方はどうでした?

🍹🖼:
自分に似合う色を初めに学んで、ここからユニクロやZOZOで買っていくという感じが一番だなと思いました。

− 「自分に似合う色」はどこで学んだんですか?

🍹🖼:
僕の場合は本当に経験則でちょっとずつ学んでいった感じなんですけれども、ミスコン中に「広告としてうちを紹介してください!代わりにパーソナルカラー診断します」みたいな案件があり、その時に自分に似合う色をいっぱい教えてもらいましたね。ブルベ冬とかイエベ秋とか、そういうやつですね。
それ以降は、パーソナルカラー診断してもらって似合う色を教えてもらい、それに合う服を安く大量に買い、だんだん自分で組み立てていくというのが一番なんじゃないかなと思うようになりました。

− パーソナルカラーの専門の診断士がいるんですね

🍹🖼:
いますいます。それなりに値段のする美容室とかにいくとやっていると思います。

− ちなみに、河合さんのパーソナルカラーはなんでした?

🍹🖼:
僕はブルベ冬でした。僕は髪色が黒くてあと結構色白というところで、黒とのコントラストが激しいんですよね。なので、黒や緑や深緑の服が結構合うと言われました。

− 芸能人で言うと誰になりますかね?

🍹🖼:
あのちゃんとかですかね?肌が白くて、髪と瞳がめちゃ黒いみたいな。

◆フィナーレの時の感想

− ミスター千葉大ファイナリストとして活動してきて、その後フィナーレで結果発表をされた時、思ったことなどあればお伺いしたいです。

🍹🖼:
結果から言えば、グランプリは取れなかったですが、僕としては人脈も広げられて、説得力のあるエピソードは作れましたし、まあそれでグランプリとれたらあの箔がついたんですけれども、そこはしょうがないなといった感じです。ただ就活につながるエピソードができて、ミスターコンのブランドを手に入れたと言うところで、例えば面接官と話す際の自己紹介で、「ミスコン出てました」みたいなことができるようになったりして、やっぱりブランドって大事だなと思いました。

− 元々ブランドをつけたいみたいなのも、ミスター千葉大に出た理由の1つにあったと思いますが、実際に果たすことができたのは良かったですね。

🍹🖼:
そうですね、自信もつきました!

◆残りの大学生活で成し遂げたいこと

− 残り1年ほどの大学生活でやってみたいことや、どういうふうにしていきたいみたいなものってございますか?

🍹🖼:
まずはしっかり内定をもらうというのと、あと卒論が来て、その次にもうちょっとマッチングアプリを頑張られればと思っています。
例えば、全国転勤になる企業に入って、研修を終えて「再来週から君愛知に行ってください」と言われたその日から、アプリで愛知県の女の子を探して、現地入りした次の日にはデートみたいな状態に持っていける、みたいな。どこにいても常に周りに女の子がいる、みたいなところを最終的には目指したいなと思いますけれどもね。
あとは社会人に備えて貯金はしておきたいですね。

− それこそミスター千葉大・ミスターコンブランドを活かしてやりたいこととかはございますか?

🍹🖼:
やっぱりマッチングアプリに行きつくんじゃないですかね?
大学生の女の子とデートするなら、ミスコンブランドも有効ですし、結構自分にとってもバフになるというか、自信になりますね。
これまでは、「え?俺なんかのアプローチを断るやついるんですか?」だったのが今は「ミスコンファイナリストの俺のアプローチを断る人がいるんですか?」にバージョンアップしました。

− ちなみに就活の方はいかがですか?

🍹🖼:
教員のことを結構きつめにお話はしましたが、適性は外していないと思っています。だからこそ、教員よりも給料が高いところに行きたいなというのはありますね。

− ミスター千葉大出てみてイメージと違っていた部分や、出る前のイメージから変化した部分とかはありますか?

🍹🖼:
元々ミスコン出てる人でも、例えばアイドルとか芸能人とかでも結局は一人の人間なんじゃないのかなって言うのは初めから思っていましたが、やっぱりミスコン出てファイナリストと関わってみて、「1人の人間じゃん、大学生じゃん」というところがより確かになった感じですね。
あとは炎上したりする人とか、アンチコメントがついているファイナリストも少なからずいましたけど、アンチコメントしている人や炎上させている人を見ると、「承認欲求が強めのいけ好かない大学生」に仕立てようとしているなと思って、 そこのギャップを実際に本人にあったことがある立場、ファイナリストとして出場したことがある立場目線で眺められるのは結構貴重な経験というか、ミスミスターへのイメージの変化になったんじゃないかなと思います。

🍹🖼:
それで、世の中で炎上している人や渦中にある人もきっと話してみたら全然普通の人なんだろうな、とんでもないやつに仕立てようとしてくるけど絶対こいつまともなやつなんだろうな、と経験的に思えるようになりました

◆あなたにとって「ミスターコン」とは?

− ありがとうございます!そしたら最後「あなたにとってミスターコンとはなんですか」を一言で!

🍹🖼:
結局は、「大学生の楽しい集まり」だと思います。
アイドルになりたいとか、アナウンサーになるために箔をつけたいみたいなミス・ミスターは結構いますが、大体のミス・ミスターはそんなにストイックに取り組んでいるわけではなく、大学生がいっぱい集まってみんなで楽しくワイワイ盛り上げていこう、みたいなのが多い環境だったので、本当にただただみんなで集まって楽しくできたなというところであり、それが僕にとってのミスターだと思います。

まとめ

取材中にも本人には直接お伝えしましたが、ものすごく「漢」のロマンを感じる、話を聞いているだけでワクワクさせてくれるような感じでした。そしていくつか型破りなエピソードもありましたが、間違いなく今年のミスターコン界隈を盛り上げてくれた1人でもあるので、そのキャラの濃さをもっといろんな人に知ってもらいたいなと、勝手ながら思っておりました。

この記事を読まれている方の中で、次年度のミスターコン出場を検討されている方は、重ねてにはなりますがぜひこのミスコン報告書.pdfも併せて読んでいただけますと幸いです!


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