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【汗で人を科学する!珍しい病気の診断が可能になる?】~ビジネスモデル考察Vol.30~

■背景
汗がどこから多く出てくるかの観測はされていても定量的には出来ていない
⇒具体的にどれだけの汗が出ているかの観測をする事で病気の発見などに繋がるのではないか

■ターゲット
病気の人、スポーツ選手

■ビジネス詳細
・発汗量の測定を可能にする装置の開発
・発汗量の変化を継続的に測定可能
・病院などで使用する用の大型装置と個人が使用する小型装置を提供

■利用者のメリデメ
▷メリット
・患者の状態把握に利用可能
・スポーツ時の自己体調管理の材料に利用可能
▷デメリット
・発汗量だけで把握できる情報は限定的である

■事業者メリデメ
▷メリット
・今までに観測されてこなかった発汗量のデータを取得出来る
⇒データを取るだけで価値のある時代になってきた
・他に発汗量の定量的な測定をしている人がほとんどいない
⇒競合がいない
▷デメリット
・データの有用性が発見できなかった場合、データの価値がなくなる

■今後の展開・課題
・発汗量と体調の関係性などの解析
⇒発汗量測定の利用価値を高める
・装置の更なる小型化
⇒プロのスポーツ選手などに利用してもらう
⇒選手のコンディション解析に利用

■考察
・全身の発汗量を測定する事が出来れば入院患者の体調管理として利用価値が上がる
⇒一部の測定で全体の予測が出来れば同じ効果が得られる
・汗の成分の測定が可能になれば潜在的な病気の発見が出来る可能性がある
⇒コリン性蕁麻疹などの発症例が少なく診断が難しい病気の診断が可能になる

■企業
発汗計(株式会社スキノス)

▽参照:FUNDINNO

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