この気持ちはなんだろう。
目に見えないエネルギーの流れが、スマホから手のひらを伝わって私の心をざわつかせる。なんなの。もう。

(合唱曲の「春に」が思い浮かんだ。こんなどろっとした感情を歌うものじゃないので、あくまでフレーズだけ)

多分、羨望や嫉妬。

友人が退職してフリーランスになるらしい。SNSの情報のみだから、らしい。めちゃ仲良しだったわけでもないし、何かないと連絡とる感じではないので、まあ知らせがなくても別に気にしないけどさあ、と思っている。長く勤めた会社を辞めて、不安定であろうフリーの道を進む友人はどんな気持ちで決心したんだろう。

応援する気持ちはもちろんある。昔から男女ともに人気で、もの選びや話のセンスが抜群で、良い評価を得やすい人間だったと思う。頑張って欲しいと思っている。

でもなんだかSNS見てると心がモヤつく。
理想的な写真に、素敵なメッセージ。
良すぎるがあまり、私の心をざわつかせる。

今に始まったことではないけど、誰からも好かれる友人が、そもそも羨ましかったんだ。それをまたまざまざと感じてしまったんだと思う。今もなお、そのポジションにいるのかと。

培ってきた力や能力を活かして、自身の決めた生き方をしている姿を見て、勝手に自分と友人と比較して嫌な気持ちになって。嫉みの気持ち。自由に生きている姿と、ある程度進むところを決められている私。その対比構造が辛くなったんだな。

SNSって勝手にオススメにあげてくるじゃん。
知らないで済めば一番良かったのにね。

…自分の気持ちを文章にして、感情を昇華させないと、もう二度と面と向かって会えない気がしたので、この場を借りてまとめてみた次第。

あまり知人に見せたくない心をここに置き、プラスの気持ちだけを表面に飾っておこうと思う。