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月刊『中医未病19年6月号』小児科専門医の子育て奮闘記♯50「舌育」


食べられる食材が徐々に増えてきた

離乳食を作る際、素材を水と一緒に火にかけ、軟らかくして、食材そのものの味や食感を味わうことが重要だ

ミルクと母乳しか経験のない赤ちゃんには、それだけでもとても新鮮で、食事の楽しさを教えてあげるのが離乳食の目的でもある

ただ、カボチャなど食材そのものだけでもとても甘くいい香りがする食材から、卵白のように温めると食材の匂いがより強くなるもの、豆腐のように煮てもあまり香りのしないものなど、食材により様々である

お粥の味もとてもいい香りなので、お粥と一緒に合わせて、赤ちゃんにあげることができればもちろん問題はない

ある日の午後
食事をしていると、数口食べてから、口を開けずそっぽを向いて体を仰け反り何やら抵抗を始めた

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