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『生薬・植物&季節の食材と薬膳』#02「シラン(紫蘭)」

ランの中では珍しく栽培しやすい宿根草で、5月頃あちこちで紫色や白色の花を咲かせます。

生薬としては、白芨(びゃくきゅう)といい、塊茎の部分を使います。止血薬に分類されます。

性味
苦・甘・渋、微寒

帰経
肺・胃・肝 

効能
①収斂止血
②消腫生肌

肺胃損傷による出血に止血薬として内服したり、皮膚化膿症に内服したり外用として用います。

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