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ヨーロッパ周遊

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ヨーロッパを旅した記録。
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記事一覧

【イタリア縦断旅】ピサの斜塔を支える夢、叶いました。

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンにて留学生活を送る大学生、桜です。 春休みに行ってきたイタリア縦断旅も中盤に差し掛かるところ、今回は前回のフィレンツェに続いて「斜塔」で有名な都市・ピサに行ってきました。 前回の記事↓ アルノ川をひたすら下る フィレンツェの町の中心を流れるアルノ川。 これを西へ下っていくと現れるのが、かつてヴェネツィアなどに並んで栄えた海運都市・ピサです。 ピサは、近代科学の父・ガリレオガリレイが「落下の法則」を見つけ出したことでも知られるピサの

【イタリア縦断旅】花の都にて、ダヴィデ像と華やかな街並み

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。 春休みイタリア縦断旅、ヴェネツィア→ミラノと続いて今回はフィレンツェ後編。 前回↓ 前回はこれでもかとミケランジェロを連呼しましたが、ついに今回、彼のあの傑作を見に行きます。 お気に入りのお店 時刻は陽が沈み、街に明かりが灯りはじめたころ。 前回、それはそれは素晴らしい「屋根のない美術館」の夕暮れ時を眺めた丘から下ってきて、急に冷たくなった空気に縮こま

【イタリア縦断旅】女神の名を持つ花の都・フィレンツェで迎える誕生日

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 ヴェネツィア→ミラノと続く春休みのイタリア縦断旅、今回は少し南に進み、イタリア語で“花の都”の名を持つフィレンツェ編。 前回のミラノ編↓ 「クリミアの天使」と呼ばれたイギリスの看護師の名も、彼女が生まれたこの都市から取られた「フローレンス・ナイチンゲール」。 私がフィレンツェと言う都市の存在を知ったのも、歴史の偉人の漫画・ナイチンゲール編を見た時だったのを覚えています。 あの漫画、きっとまだ実家にある

【イタリア縦断旅】ダ・ヴィンチの傑作と、煌めくミラノの夜景

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 ヴェネツィアから続くイタリア縦断旅、今回はミラノ編の続きです。 前回はこちら↓ 最後の晩餐 前回たなぼたでゲットできた、『最後の晩餐』の観覧チケットを握りしめ、再びサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院へ向かいます。 ドゥオーモ駅に向かう道中、アーケードからは快晴の下で白く輝くドゥオーモが見えました。 いよいよ到着! サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院。 見た感じ、教会建築とは思えないレ

【イタリア縦断】世界都市・ミラノの街をゆく&あのサッカー選手の古巣へ

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 前回ヴェネツィア編から続くイタリア縦断旅、第二都市目は北イタリアの大都市・ミラノです。 ヴェネツィア編はこちらから↓ ロンバルディアの都、ミラノへ 現在地はヴェネツィア駅。 特急列車に乗って西へ、ミラノの街へと向かいます。 ミラノ中央駅に到着。 ホームは私がドイツでよく利用するフランクフルトの中央駅にそっくりでした。 このミラノ中央駅、ローマ・テルミニ駅に次いでイタリア国内第2位の乗降客数を誇る

【イタリア縦断旅】水と人の生きる街・ヴェネツィア

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 実はこの春休み、3月中は一週間も家にいなかったほど旅をしまくっていました。 旅続きもここまでくると、生活も逆に超規則的。 今回は春休み序盤に行ってきた、 ヴェネツィア→ミラノ→フィレンツェ→ピサ→ローマ→ナポリ というイタリア縦断旅行の始まりです。 まずは、「アドリア海の女王」の異名を持つ水の都・ヴェネツィア編から。 毎度おなじみ・激安Flixバス 旅の始まりは、ミュンヘンからヴェネツィアまでの移

極寒の大西洋で、美しいザトウクジラに出会う【アイスランド旅】

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 アイスランドに旅に来て今日で4日目。 最終日の今日は、一番楽しみにしていたホエールウォッチングへのリベンジ。 昨日までの奇跡みたいな体験も記事にしました↓ 本日のレイキャビクは、美しい凪 おはようございます。 世界最北の首都レイキャビクの朝9時。 到着した日の荒れた天気からは想像もできないほど青い空です。 空が青い日は海も青い。 今日はビックリするほどの凪で、クジラに会うにはぴったりのコンディシ

世界のプレートを生む神秘の国・アイスランドで、地球の息吹を感じる旅

おはようございます。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 アイスランド旅行、首都のレイキャビクに到着して三日目の朝です。 前回のオーロラクルーズ編はこちらから↓ 朝いちで出発してツアー開始 一日中船に乗っていた昨日と打って変わり、今日はアイスランドの広大な陸地のほんの一部を楽しむバスツアー。 参加したのは、ゴールデンサークルをまわるアイスランド観光の王道ツアー。 今日はこのバスに乗って、巨大な滝や間欠泉、そしてプレートの裂け目である”ギャオ”などを

大自然の神秘・オーロラを求めて極寒のアイスランドへ絶景の旅

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンにて留学生活を送る大学生、桜です。 私たちが住む地球は大自然の神秘に溢れていますが、文明が発達した今や、日常の中でそれを感じられる瞬間は限られています。 光のカーテンが揺らめくようなその美しさで知られるオーロラは、北欧やカナダなどでしばしば観測される、まさに自然の生み出す奇跡。 今回は、ミュンヘンで少しずつ春の兆しが見えてきた2月末、まだ極寒の北国アイスランドへとオーロラを見に行ってきました。 世界最北の首都レイキャビク アイスラン

【ザックジャパン】サッカー日本代表ビッグ3、香川・岡崎・本田の古巣スタジアム1日でまわってみた

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンに留学中の大学生、桜です。 突然ですが、私のアイコンで着ているのは南アフリカワールドカップ頃の18番、最近はおもしろ解説者としても知られる“プロフェッショナル”、本田圭佑選手のユニフォーム。 その本田圭佑の活躍は、サッカーファンの私がど世代のザックジャパン時代なしには語れません。 そんなザックジャパンにおいて、最強のコンビネーションで観るものをワクワクさせるサッカーを見せてくれた前線のトリオが、一時期“新旧対決”でも話題になった、 香川

『星の王子さま』を片手に南フランスの美しい街・リヨンをのんびり一人旅

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 一月末にやっとビザが出たということで、密かな念願だった南フランスへのとある旅に行ってきました。 私のバイブル と、ここでまず私の愛読書について。 私は二年前の大学一年・秋にとある本に出会いました。 それによって自身のものの見方が初めて肯定されたような気持ちになって以来、ずっと愛読している本。 最初は図書館で借りたその本を改めてネットで購入し、ドイツ留学にも持ってきました。 間違いなく今の私の人生のバイ

雄大なアルプスの麓に栄えた中世が息づく町、ザルツブルクへ日帰り旅。

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る、桜です。 去年の秋も深まるころ、かつてその名の通り製塩業で栄え、音楽と文化が花開いた歴史的な街、ザルツブルクへ行ってきました。 ミュンヘンから電車で隣国へ ミュンヘンから東へ140キロ、電車で一時間半とほど近いところにあるザルツブルク。 ドイツ全土の公共交通が無料になる定期券49ユーロチケットを使えば、隣国オーストリアのザルツブルクへも無料で行くことができます。 ミュンヘンに住む私にとって、かつてともにバイエルン王

ルクセンブルク大公国「世界一お金持ちの国」に行ってみました

こんにちは、 ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。 去年、秋も深まりつつある頃、ドイツから電車でルクセンブルク日帰りの旅をしてきたときの旅行記です。 ルクセンブルクってどんな国? 突然ですが皆さん、世界で一番お金持ちの国はどこだと思いますか? 有名どころでいうと、スイスだったり北欧諸国だったりアラブの石油国だったり・・・ ですがタイトルの通り、GDPが示す本当の1位は、ルクセンブルクなんです。 その理由は国土の位置にあります。 ドイツ・フランス・ベル

【北欧旅行記】バルト三国の最北・雪の降りしきるエストニアに上陸

こんにちは。 ドイツ・ミュンヘンに留学中の大学生、桜です。 北欧旅行記最終章、エストニア・タリン編です。 前回までの記事はこちらから↓ バルト海を縦断 今回三度目のフェリー移動はフィンランド→エストニアのバルト海縦断ルート。 船尾ではためくのは青・黒・白のトリコロール。 このスタイリッシュな三色旗、青は空や海、湖など美しい自然環境を、黒はエストニア人の精神的な強さをや誇りを、白は希望や誠実さ、そして冬の氷雪を表しているそう。 バルト海を見るのはこの旅で三度目。