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【ドイツ留学】アルバイト、始めました。

こんにちは。日の入りがとうとう16時台に突入した初冬のミュンヘンで、留学生活を送る桜です。


突然ですがこの度、バイトを始めました。

踏み出したばかりの留学生活における大きな一歩について、今回はお話しできたらなと思います。



留学生ってバイトできるの?


実は私も、ドイツで留学生がアルバイトできるとドイツに来るまで知りませんでした。

語学留学は除きますが、大学生としてドイツに留学していると(細かい規定は置いておいて大体)年間960時間まで働くことができるそうです。

一日4時間働いたとして、年間240日までは働けるということです。


食費、家賃、交際費に長期休みの旅行費など、お金を使う機会はただでさえ枚挙に暇がないうえにこの円安!

お金はないよりあるほうがいいし、小遣い稼ぎにでもなればな、と・・・


また、日本と海外では働き方(服装や接客など)が違うと耳にすることも最近は増えました。

それは本当か?という単純な興味も相まって、この度はアルバイトを始めてみることにしました。


留学中にバイトはするべきでない?


始めるにあたり最も懸念していたのは、学業への支障でした。

ただでさえ授業の予習・復習で忙しい留学生活で、バイトの時間が取れるのか?という指摘はインターネットでよく目にします。

また日本の大学生のアルバイトをしている割合は世界的にもとても高く、逆にヨーロッパの大学生は、学生の間は勉学に集中するためアルバイトをする人は日本に比べてはるかに少ないそうです。

日本で留学を目指し始めたころは私もこの考え方に賛成で、とにかく学業に集中しよう!バイトなんてしている暇はない!と意気込んでいました。


しかし考えが変わったのはドイツに来てから、


留学とは、外国で”学ぶ”だけでなく外国で”生きていく”という経験ができる絶好の機会なのではないか

この先いつ出来るか分からない、日本以外の国で働いてお金を稼ぐという経験は、できるのなら今しておいて損はないのではないか


そうして私は求人に応募し、見事飲食店のホールスタッフとしてドイツでアルバイトデビューをしたのでした。


初出勤!チップの文化が新鮮


ところで、日本でも使われている「アルバイト」という言葉は「仕事」という意味のドイツ語です。

だから、ドイツでアルバイトするって、ドイツ語を学んできた私にとってはちょっとしたロマンがあって・・・


そんな胸の高鳴りとともに迎えた初勤務、無事終了しました!


勤務内容もそれほど変わったことはなく・・・


ただ、やはりオールドイツ語で注文を取って会計をするのはそれはもう大変で、
やっと一会計終わって「Schönen Tag noch!」(引き続き良い一日を!)の声掛けとともにお客さんを見送るときの達成感は言い表せないものでした。


心なしか、ドイツのお客さんは辛抱強いというか、待たされることに対してそれほど嫌悪感を示さない気がします。

DB(日本でいうJR、本当に本当によく遅延する)に慣れてしまっているのでは?というのが私なりの考察です。


そして、外国で働いていることを最も実感したのはチップの文化!

ドイツ(ヨーロッパ)ではお会計の際に1割ほどのチップを支払う文化があるということは知っていたのですが、それをまさか自分がもらう側になるとは、、!

サムネイルにも見事採用されたこの写真は、人生で初めてもらったチップです。



やはり何事も、享受する側になって初めてその有難さを理解できるものですね。
これからも飲食店でおいしいものを食べた時には、チップをしっかり払おう、と思った瞬間でした(笑)


引き続き、勉強にバイトに生活に、どれも手を抜かずどれもぼちぼち、頑張りたいと思います!

桜でした!


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