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まったく!!!!良い人生だった!!!!

どうも皆さんこんにちは。
中大のタックルマシーンこと、4年の小野寺巧です。
僕がファールする度に歌われる応援歌。毎度複雑な気持ちで聴いてました。ヘヘイ。
この先僕の主戦場はピッチからオフィスになるわけなので、どれだけムカついても上司や取引先へのタックルだけはしないよう心に留めておきます。

さてとうとう最後の部員ブログがやってきてしまいました。最後のブログといえばサッカー人生を振り返り、苦悩やら葛藤やらを綴る場として有名ですよね。僕もそうしようかと思って何度か文字を並べてはみたのですが、何かしっくりこなかったのでやめました。

来春から社会人になる僕にとって、このブログが最後の公の場になると思うので(法でも犯さない限りは)、最後くらい僕を支えてくれた多くに感謝を伝え好感度を狙っていく事にしました。

少々長くなりますが、僕に関わってくれた方は僕からの感謝が待っているかもしれないので、是非最後まで読んでいってください。それではスタートです。

指導者の方々

中大での4年間、レイソルでの9年間、さらに遡ると柏イーグルス、地元の少年団などなど、多くの方に指導してもらった。とりわけ秀でたストロングがない僕にとって、あなた方の指導一つ一つが僕のサッカープレイヤーとしての道を開いてくださった。
特にレイソルでの9年間は毎日が勉強で、新しい戦術を覚え相手の矢印を掻い潜る度に胸が高鳴る日々だった。
カットボールという球種、スペースという概念、ホールからの攻略など、当時の僕には意味不明過ぎる代物とともに、僕のサッカー観をガチガチのロジックで築いてくれた前嶋さん。
サッカーの厳しさ、闘うことの重要性、努力の価値、そして何より僕がサッカーで生きてく上での道標を示してくれた松原さん。
止める蹴るの可能性、強ジェスチャーで背後へのランニングの価値を教えてくれ、僕の事を信じて2年間使い続けてくれた健さん。
美しさだけじゃない上手くて強い集団を目指し、個々人の成長とチームの成熟にフォーカスし続け、僕たちの集大成を創り上げてくれた真さん。

ここで書かせてもらった方々以外にも多くの指導者の方のおかげで、僕のサッカー人生は美しく彩られ価値あるものとなりました。ありがとうございました。

チームメイト・友人

たまの帰省時に声をかけると、すぐに車で迎えに来て一緒に油虎(つくば市にある日本一美味い油そばの店是非一度御賞味頂きたい)を食べてくれる地元の友人。言わずもがなbff。いつもありがとう。2年後にはマイカーでお迎えにあがります。

卒業してからどれだけ時間が経とうが会えば一瞬で動物園と化する日体柏の友人。ノリの良さ、エネルギー量、アホさ加減。5角形のバランスで表したら壊滅的な君たちの笑い声にいつも元気を貰ってます。ありがとう。これからも痛風に気を付けて暴れよう。

お互いを知り尽くし同志として道を歩んできたレイソルの仲間。関東リーグでの活躍、日立台での活躍、ポルトガルでの活躍。みんなの頑張りは僕にとって刺激でありで誇りであり喜びだ。いつもありがとう。歴代のどの代よりもパスを回し相手をかわし続けた俺たちなら、どんなステージでも結果を残していけるだろう。誰が1番綺麗な奥さんゲットするか競争しよう。vamos。

それぞれのルーツの上に共通の金茶を纏い、複雑ながらも共に高みを目指した中大の仲間。厳しくも愛を持った先輩、生意気ながらも確かなスキルを持った後輩、そして大ミスを繰り返しながらも掃除で誤魔化し坊主を回避した同期。ではなく(事実ではある)、それぞれ多くの苦労や悩みを抱えながらも、努力と根性で各々の輝きを放ってきた同期。冷静で優秀な俺ら(異論は認めない)なら、どの企業でもどのチームでも活躍出来るだろう。何かあればまたMTGしよう。
中大サッカー部のみんな、ありがとう。愛してる中大。

サッカー

全少の決勝で負けた時。下手くそなチビは要らないと言われた時。レアル戦でPKを外した時。1年で2回もカテゴリ落ちした時。自分のミスで全国を逃した時。
お前は「最低」だった。
時間、体力、精神、人生の多くを費やしているというのに、とてつもないダメージを負わせてきた。
だけど、
味方と連携し相手を出し抜くあの瞬間。
ゴールが決まり脳内麻薬ドバドバなあの瞬間。
勝利後仲良くない奴ともお構い無しにハイタッチするあの瞬間。
観客からの歓声に心が躍るあの瞬間。
お前は「最高」だった。

最低なんだけど最高なお前が大好きだ。
どんな最低も一瞬の最高が上書きしてくれるお前に夢中だった。
夢中にさせてくれて、仲間をくれてありがとう。これからはビール片手に楽しませてもらうよ。

家族

最寄り駅までの送迎は何回してもらったか分からないし、海外遠征の度にお小遣いをくれた。小さな頃からずっと面倒を見てくれた祖父母。いつもありがとう。初任給でご馳走させてください。

圧倒的に家族の時間が僕に費やされる中でも、文句1つ言わず応援し続けてくれた兄妹たち。いつもありがとう。各々しっかり自立して末っ子のモンスターを見守ろう。

仕事と子育てを当たり前のようにこなし、僕のサッカーを支え続けてくれた両親。就職活動を通して社会で生きていく厳しさを知った。その厳しさを鑑みると僕の両親はまさに鉄人だと思う。自分の時間なんてお構いなしに僕を全力でサポートしてくれた。父の指導がなければ僕はレイソルにも入れていなかっただろうし、全国の猛者どもと渡り合う事も出来なかっただろう。辛い時上手くいかない時優しく励ましてくれ、食事を始めどこまでも僕をサポートしてくれた母がいなければ、16年間大きな怪我なくサッカーを続ける事は出来なかっただろう。2人のおかげで僕はサッカーに生きる事が出来た。2人が喜んでくれる事が僕にとってのモチベーションだった。そんな2人の支えに見合う結果をサッカーで残せたか自信がないが、今後の社会人人生で少しずつ感謝を形にしていきたいと思っている。いつか2人と肩を並べる程立派な社会人・親になれるまで引き続きよろしくお願いします。僕のサッカー人生を支えてくれてありがとう。

このように僕のサッカー人生は数えきれない程多くの方の支えのおかげで、無事完結を迎えました。ヒルルクも顔負けです。僕はまだまだ生きますけどね。皆さんの支え一つ一つに報いる事は出来ないかもしれませんが、社会に出て地道に頑張る事が間接的にでも恩返しになると信じて精進して参ります。
僕のサッカー人生を支えてくれた全ての方に今一度感謝を伝えて締めにさせて頂きます。
ありがとうございました!!

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