不思議なもので、多くの企業は我々、経営コンサルタントの協力していること隠したがり、契約をしていることを他言することやホームページに掲載することを嫌がる企業が多くあります。　

これは、今年で満24年間経営コンサルタントとして、多くのクライアントと関わり大きな実績を上げて来ました。

元クライアント担当者：「今迄の実績をホームページになぜ掲載しないのですか？」「なぜ、そんなに貢献していて、公にできないのですか？」とクライアント先の元担当者の方に聞かれたので、この質問は良く聞かれますと返答して後に理由を説明しました。

私：クライアント先が、経営コンサルタントに入ってもらっていることを隠す理由は様々ありますが、一般的な理由としては、同業他社との競争上の優位性を確保したい、または協力会社や下請企業やユーザーに対して、企業の安定感や自己の問題解決能力をアピールしたいと考えているからでしょう。

元クライアントの担当者：他社はわからないですが、うちの会社のケースは、経営コンサルタントの力を借りてではなく、企業の自己運営において独自性や内部の専門知識を重視することで、これだけの実績を上げたということを言いたいだけで、経営コンサルタントからの助言をあまり強調されたくないと思います。

と言われていたので、私は同業他社の経営コンサルタントの中にクライアントの社名をホームページや会社概要に掲載されている企業も多くありますが、ビジネス上の約束を守ることが、これから先につながる信用・信頼関係となると思うんですよ。と返事をすると、そういうところがあーさんは、律儀ですね。と笑われました。

でも私は、人と人も企業と企業も信用と信頼関係で成り立っていると思うだけでなく、これが亡くなった父親の口癖であり、教えだったので、これからも大切にしていきたいと思っています。