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表現をするということ。

「中学生の私、今の僕。」

中学生の私。
自信の無い私。毎日机いっぱいに自分の好きな絵をかく。
帰る前にこっそり全部消して帰る。
また、明日の私が想像する世界のために。

お絵かき帳ではない場所に、いけないとされている場所に
無限の可能性をかいては消す。

どんな授業を受けてる時でも、感じる事が出来ない秘密。
紙の中の小さな世界しか知らないなんて、つまらない。
つまらない人生を自分の手で破り捨てる。

ここまで書いて飽きたわけですが、
それはそれでどうなんでしょう。

どうも渡辺シアンです。

有料シナリオで出せそうなもの書こうって思ったら
この子は多分今ちゃんと書けないってなったのと
つまらない予感がしたので、ここまで書いたので供養です。

気が向いたらまた書けるさ。そんな感じです。

そんな感じで中学時代は絵ばかり描いてました。
美術部で、高校も芸術専攻のある学校に行くって決めてたんですが
その学校の普通科に入学して僕は演劇部に入部しました。
(なかなかふざけてる理由なのでこれはまた別機会に)

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そうそう。昨日は某友人とお話ししてたんですが
「役者」という職業をただのステータスとして名乗っている人間が
わりと多くいて、僕としては大分げんなりしている最近です。

その人にももちろん芝居としていいところも僕自身も学ばないといけないところはあれど、それ以上でもそれ以下でもないなって思ってしまうし、主宰をやっている身としては、どんなに集客があろうと現場に入れたくはないです。

お前は本当に芝居を好きでやってるの?
と純粋に疑問に思ってしまう。

いろんな考えがあっていいと思いますが、
ただ、僕とその人の考えとは、相容れないですね。

あとは、言い方だけにこだわる役者。
耳触りのいい、みんなが聴きなじみのある芝居って
誰でもやりやすいけど、聞いてる側としては
薄っぺらくて「その人物」に自分自身がなってるわけではないので、
没個性でつまんないなっていう感想。

正直、上手い下手よりも、
まずはその人の個性とか考え方を大事にしていきたい。

芝居は好きだけど、どうしたらいいかわかんないなら
脚本を書く僕がその人の人柄に寄り添って書いたら
そんな小さな悩みは変わるって思ってる。だから関係ない。

自分の思った通りに、正解を演出に持ってくるのは役者です。
僕自分の演技プランをその人に押し付けるなんてもってのほか。
あまりに困ってたらアプローチの仕方とか
指示はしますが、実際そういう事はほぼないです。

舞台に立つという事の面白さを、
僕は実際に立ってみて、先輩を見て学んで知ったから
そういうやり方しかわかんないだけかもしれないですが
芝居をはじめとした表現に正解は無いのに、
僕の正解を押し付けて何が面白いんだっていうお話です。


べつにいいんだ、いいんだけど。
芝居を楽しみたい人間の邪魔をする人間は
僕は好かんよってお話です。

僕だって、その人と合う合わないありますのでね、
それは僕もおんなじです。
僕の考え方が正解ではないって言われたらそれもまた、正しいですし。

それはあなたの、自分自身の表現方法なのであれば別に否定しません。
僕はただ、つまらないなって思うだけです。

相容れないのであれば、僕はこう思ってるとは言います。
あとはどう思うかはその人次第なので。
関わりたければどうぞ、関わりたくないのであればかえってどうぞ。

そんな感じです。

一緒にやってる人が楽しくないと、
座組みの空気も芝居も死んでしまいます。
みんなが楽しんでない空間ほど、第三者が見た時に苦しくて仕方がない。

遠方から足を運んでいただいて、チケット料金をお支払頂いてるのに、
何で面白くないものをわざわざ役者側が提供するのか。

本当にそんなものを見せるなんて、失礼極まりない。

僕たち役者は、表現者は応援してくださって、
いつも見てくれるお客様がいないと成り立たない。
僕は僕自身の信じる方法で、君たちが応援してくれる限り
ちゃんと応えられるようにいつも、その時の限界以上を見せます。

僕の人生をかけて、僕と一緒に幸せになろうって言葉に恥じないように
これからもがんばります。今日はそんなお話でした。

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