メイクとの距離感2024

2年前にも書きましたが、やっぱり私にはメイクをすることとの距離を測るのが難しいです。

重ねていく自分の年齢を受け入れて、自分の顔面に相応の施しをしていきたいとは思っているのですが、いかんせんそこに割くお金と時間と気持ちのリソースがない。

なかでも気持ちの比重が1番大きいです。

でも、いろんな商品を見ていると理屈では説明できないけどなぜか心が躍るし、理想に近づくために日々頭を捻って、さまざまなリソースを割いて努力をしている人たちの姿を見ると、「血の滲むような努力の末にできあがっているのね」と、とても胸を打たれます。

そういったことから刺激は受けるのですが、その程度で収まるので、私にとってメイクというものはそれしきのことなんだろうなあ、と思います。

顔面にどうしても隠したい大きなコンプレックスがあるわけでもないので、それもメイクをすることにほとんど手を出さない理由です。

他人から見たら、「あなたはメイクでここをカバーしたらいいのに」と思われている部分があるのかもしれないけど、そうだとしても、私自身はそこまでそれを気にしていません。

そう思われる前に、対処できるものにはスキンケアなどで予防するほうが性に合っているし、どうにかしたい悩みやコンプレックスがあったらとっくにカバーをすることに手をつけているはずなので。


興味の扉を少しでも開けたら、「ここが良い感じになった!そうするとここも気になってくるな」と、その勢いで扉は全開になること待ったなし。

一度、手足を突っ込んだらズルズルとハマっていき抜け出せなくなること間違いなし。

そうなると、完璧を求めたがる性格なので極端な行き着く先が見えています。

こんなにも好きなものに関して突き詰めないと済まない性格じゃなかったら、軽い気持ちでメイクをすることを楽しめる人生だったでしょう。


中途半端に興味があるのも厄介です

「楽しい」より「めんどくさい」という気持ちが勝っているということ。

少しの手間や面倒に耐えられない。

メイク道具の使い方ひとつとっても何種類も方法があったり、応用テクニックなどを動画で見て、私が同じようにそこまでする必要はないのは分かっていても、「そんな細かいことまで!めんどくせー!」と萎えてしまいます。(冒頭に書いた「それしきのこと」ってことですね)

それができちゃう人に対して尊敬の念を抱かずにはいられません。

私にとっては『できちゃうこと』じゃないんだろうな。


そして、気になったものをあれこれ気にせずカートに入れることはできないので、「これだ!」と思って買ったものが自分に合わなかったときの失敗が怖い、というのもあります。

だからその不安を少しでも排除しようと口コミなどを見るも、その口コミに振り回されて情報過多で疲弊。

「口コミは役にも立つけど、結局はなんでも勉強・経験だと思って、一度自分で試しに買って使ってみないと分からないもんなあ」と思うも、気になるので懲りずに口コミサイトやYouTubeなどで息をするように情報収集。

それに懲りないってことは、その作業(情報収集)が嫌いじゃないんでしょうね

店頭で商品を手に取ってみたりもしますが、購入して家で使って自分の顔にのったときどうなるのか想像ができず、テスターで試すばかりで買うに至らず。

アプリなどで、実際に使用した場合のシミュレーションができるサービスもありますが、それを使っても「こんな感じか」と納得できる感じにはならず。



100均コスメを上手く活用しながら、という結論は2年前と変わりませんが、それでも以前より少しはハードルが下がって、メイクという存在と距離が近くなれた気がするので、年相応の方法でメイクと程よい距離を保てたらなあ、という感じです。

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